京都文化博物館別館で行われた風俗博物館出張展示のこと。
「女房の局」 に引き続き、
2005年9月に京都文化博物館別館で撮影した
風俗博物館の出張展示での様子です。
寝殿の前に広がる庭では
『源氏物語』<藤裏葉>より
童舞「賀皇恩」の様子が展示されていました。
殿上童たちによる舞楽「賀皇恩(がおうおん)」を
冷泉帝・朱雀院・源氏たちにご覧に入れます。
とりわけて
太政大臣の末子である10歳くらいの子が
実に上手に舞ったのでした。
舞楽「賀皇恩」は、唐楽として現在も
曲は残っているが、舞は伝わっていないのだとか。
王の恩沢に感謝する曲だといわれています。
左方の楽人たち
右方の楽人たち
右方の楽人の裏手で落蹲(らくそん)の練習をする舞人たち。
(写真右側をご覧くださいませ。)
そして庭の池では、
龍頭鷁首(りゅうとうげきす)の舟が浮かべられ
「迦陵頻(かりょうびん)」と「胡蝶(こちょう)」を舞うために
控えている童たちが乗っているのでした。
船楽 龍頭と鷁首 へ続きます。
<コメントをくださる方は掲示板へ。>
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☆チェック!:Amazon/源氏物語の関連本
「女房の局」 に引き続き、
2005年9月に京都文化博物館別館で撮影した
風俗博物館の出張展示での様子です。
寝殿の前に広がる庭では
『源氏物語』<藤裏葉>より
童舞「賀皇恩」の様子が展示されていました。
殿上童たちによる舞楽「賀皇恩(がおうおん)」を
冷泉帝・朱雀院・源氏たちにご覧に入れます。
とりわけて
太政大臣の末子である10歳くらいの子が
実に上手に舞ったのでした。
舞楽「賀皇恩」は、唐楽として現在も
曲は残っているが、舞は伝わっていないのだとか。
王の恩沢に感謝する曲だといわれています。
左方の楽人たち
右方の楽人たち
右方の楽人の裏手で落蹲(らくそん)の練習をする舞人たち。
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そして庭の池では、
龍頭鷁首(りゅうとうげきす)の舟が浮かべられ
「迦陵頻(かりょうびん)」と「胡蝶(こちょう)」を舞うために
控えている童たちが乗っているのでした。
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