京都文化博物館別館で行われた風俗博物館出張展示のこと。
「饗宴の準備をする女房たち」 に引き続き、
2005年9月に京都文化博物館別館で撮影した
風俗博物館の出張展示での様子です。
女房の局(つぼね)では
女房の日常生活の様子が展示されていました。
伏籠(ふせご)に装束をかけて香を焚き染めている女房。
解説より
“大きな籠を伏せ、その上に衣裳を掛けて、中に火取を仕組み、
香を焚きしめる工夫は、王朝時代の人々にとっては日常的な習慣だった。
直接男女が顔をあわすことが少なかった時代に、みずからの所作のあとに
どのように香りを残すか、それぞれの人が心くばりしていた。”
囲碁に興じる女房たち。
隣りの局からひょこっと顔を出した女童。
双六に興じる女童と女房。
女童は細長姿、女房は袿姿です。
偏つぎに興じる女房と女童。
女房は袿姿、女童は平常の汗衫(かざみ)姿です。
解説より。
“偏つぎは、主として女性や幼少の者たちが、漢字の知識を競い合った遊戯。
感じの旁(つくり)に偏(へん)を付けて文字を完成させる、ある旁に
偏を付けて訓みを答えさせる、あるいは、詩文の中にある一字の旁だけを
見せて偏を当てさせる遊びともいい、いろいろの説がある。”
外には水干姿の少年がいました。
童舞「賀皇恩」へ続きます。
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☆チェック!:Amazon/源氏物語の関連本
「饗宴の準備をする女房たち」 に引き続き、
2005年9月に京都文化博物館別館で撮影した
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女房の局(つぼね)では
女房の日常生活の様子が展示されていました。
伏籠(ふせご)に装束をかけて香を焚き染めている女房。
解説より
“大きな籠を伏せ、その上に衣裳を掛けて、中に火取を仕組み、
香を焚きしめる工夫は、王朝時代の人々にとっては日常的な習慣だった。
直接男女が顔をあわすことが少なかった時代に、みずからの所作のあとに
どのように香りを残すか、それぞれの人が心くばりしていた。”
囲碁に興じる女房たち。
隣りの局からひょこっと顔を出した女童。
双六に興じる女童と女房。
女童は細長姿、女房は袿姿です。
偏つぎに興じる女房と女童。
女房は袿姿、女童は平常の汗衫(かざみ)姿です。
解説より。
“偏つぎは、主として女性や幼少の者たちが、漢字の知識を競い合った遊戯。
感じの旁(つくり)に偏(へん)を付けて文字を完成させる、ある旁に
偏を付けて訓みを答えさせる、あるいは、詩文の中にある一字の旁だけを
見せて偏を当てさせる遊びともいい、いろいろの説がある。”
外には水干姿の少年がいました。
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