

局~女房の日常 装束誂え・裁縫、もう一つの装束・伏籠、暗闇を照らす燈台~ に引き続き、
2009年8月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。
東の対 北廂では
『源氏物語』<鈴虫>より
「月の宴」の場面が展示されていました。
舞台は、冷泉院(上皇御所)に見立てられています。

人物配置は国宝『源氏物語絵巻』<鈴虫 二>を参考にされた展示でした。
<博物館レジュメより>
“源氏50歳の八月十五夜(旧暦)、4年前に28歳で譲位し、今は上皇として心寂しく暮らす冷泉院のもとを訪れた。”

冷泉院。32歳。
冠直衣姿。

源氏(准太上天皇)50歳。
冠直衣姿。

夕霧。(29歳)
直衣布袴(ほうこ)姿。

蛍兵部卿宮。


上達部たち。

全体の様子。
“~二藍(ふたあい)の直衣について~
二藍とは、紅花の紅(くれない)を染めた上に藍で染めた色で、色を合わせる比率によって染まる色がことなる。
そのため、二藍の直衣といっても、年齢の違いによって染め方に違いがあり、若いほど紅の色を濃くし、年齢が上がるとともに紅を薄くしていった。”
“夏装束の二藍の直衣の色目は、一言に「二藍の直衣」と言っても、年齢や風格にあったものを着用するのでその色は多用であった。
この展示では年齢順に、源氏(50歳)→蛍兵部卿宮(源氏の異母弟)→冷泉院(源氏と藤壺の子・32歳)→夕霧(源氏と葵上の子・29歳)→上達部の順に二藍の色の移り変わりの妙をご覧下さい。”

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