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【おえかき】 コピックでの色塗りを練習中です。

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 私のささやかな日常。

友達からコピックを譲ってもらったのをきっかけに
コピックでの色塗りに慣れたいという欲求が高まりました。

そこで、
コピックチャオの36色セットを3種類オトナ買い!!




さらに本屋で
コピックをはじめよう mini」という本を購入。




この本に掲載されている作家さんが描かれた線画をコピーして
本での完成図を見ながらコピックでの色塗りの練習を少しずつしているところです。

これがすごく楽しくて
すっかりコピックでの色塗りにハマっています。


まだまだ練習中なので
本格的なオリジナルイラストを描くまでに至っていません。

オリジナルで私のイラストが描けたら
イラストブログ「ゆらゆらひびき」のほうに
随時UPしていきたいと思っています。

 ※イラストブログ「ゆらゆらひびき」
 ⇒ http://yurayurahibiki.blog.fc2.com/











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【日常】 大河ドラマ「平清盛」のDVD、第1話から見なおしています

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 私のささやかな日常。

大好きだったNHK大河ドラマ「平清盛」。

今、「平清盛」のDVDをレンタルショップでかりてきて
第1話から見なおしているところです。




視聴率がイマイチ良くなかったなどと言われていますが
誰が何と言おうと大好きなドラマのひとつです。

DVDを見ながら
「おもしろいじゃないのー!!
と思うことしきり。

平氏、源氏、王家、摂関家
それぞれの思惑が渦巻く人間模様に
釘づけ状態です。

最終話まで再び全部見たいと思います。



平家ゆかりの山口県下関市にある赤間神宮を
近々お参りしたいです。




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【情報】 「家庭画報」9月号 古典文学『源氏物語』『伊勢物語』にちなむ着物が掲載

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 源氏物語に関連した情報です。

Twitterのフォロワー様から教えていただきました。
ありがとうございます。

8月1日(土)に発売された雑誌
「家庭画報」の特集に
“原田美枝子がまとう 源氏物語、伊勢物語
 古典文学のきもので今、優雅に”
が掲載されています。



 ※家庭画報
 ⇒ http://www.kateigaho.com/
 ⇒ http://www.kateigaho.com/magazine/201509/000622.html

上記URLのページで一部を拝見することができます。


遅ればせながら、私も「家庭画報」9月号を買ってきました。

特集ページにて
『源氏物語』にちなんだ着物や帯は
<若紫><紅葉賀><花宴><澪標>を
見ることができます。

着物や帯の写真だけでなく
簡単なあらすじ解説も掲載されています。

どれも素敵でうっとり。
眼福です~。


 
 家庭画報 2015年 09 月号 [雑誌]




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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年4月撮影 男踏歌(おとことうか) その1

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

2009年4月に
風俗博物館を訪ねて撮影した展示の様子です。

寝殿において
『源氏物語』<初音>より
「男踏歌(おとことうか)」の場面が展示されていました。





<博物館レジュメより>
“源氏36歳(太政大臣)の旧暦1月14日、昨年の8月に二條院より新しく完成した六條院への移徙(わたまし/引越し)を終え、初めての新春を迎えた春の御殿(おとど)において男踏歌(おとことうか)の接待があった。”



寝殿の南庭には男踏歌の公達が訪れています。
麹塵(きくじん)色の袍(ほう)に下襲(したがさね)を取り合わせ、
綿の挿頭(かざし)を冠に挿した姿です。

寝殿から源氏・玉鬘・明石の姫君・紫の上が
男踏歌の様子を見物しているのでした。
(次回の記事でご紹介します。)


和琴と笏拍子


篳篥


高麗笛


高巾子(こうこじ)
ふりつづみを手にしています。



白杖を手にした夕霧と柏木。

写真右側:夕霧
写真左側:柏木




 男踏歌(おとことうか) その2へ続きます。





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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年4月撮影 男踏歌(おとことうか) その2

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

男踏歌 その1 に引き続き、
2009年4月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。



<博物館レジュメより>
“今年の男踏歌は六條院が水駅(みずうまや)となり、一行をもてなす華やかな機会であるので、源氏は六條院に住んでいても簡単に対面などできない女君達の為に春の御殿(おとど)の左右の対屋(たいのや)や渡殿(わたどの)などに多くの部屋を設けて女君を集め、男踏歌を見物する場を作った。
この見物をきっかけに、昨年10月に夏の御殿の西の対に源氏の養女として引き取られていた玉鬘(22歳)は、春の御殿の寝殿の南の部屋を訪れ、初めてめて源氏の実の娘である明石の姫君(8歳)に対面した。
明石の姫君は将来東宮妃にと望まれ、春の御殿の源氏と紫の上(28歳)のもとで大切に養育されていた為、対面では紫の上も几帳越しに玉鬘と挨拶をかわした。”



源氏(太政大臣)
直衣出衣(のうしいだしぎぬ)姿。



玉鬘
細長姿。



明石の姫君
袿姿。



紫の上
袿姿。



控えている女房たち。
簀子には男踏歌の禄(ろく)である綿(わた)が用意されています。




 檜扇にも注目!!

この期間に展示されていた紫の上と玉鬘が手にしている檜扇は、
それぞれ平安時代に作られた檜扇を参考に製作されたものでした。


紫の上が手にしていた檜扇。
広島県廿日市市にある厳島神社所蔵の小形檜扇を参考に製作されたものだそうです。



玉鬘が手にしていた檜扇。
島根県松江市にある佐太神社所蔵の彩絵檜扇を参考に製作されたものだそうです。





 産養~明石女御若宮誕生の寿ぎ~ へ続きます。





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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年4月撮影 産養(うぶやしない) その1

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

男踏歌(おとことうか) その2 に引き続き、
2009年4月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

東の対 南側において
『源氏物語』<若菜上>より
「産養(うぶやしない)~明石の女御若宮誕生の寿ぎ~」
の場面が展示されていました。


舞台は六條院春の御殿 寝殿に見立てられています。

展示場面は、明石の女御が男皇子を出産し、
皇子の誕生から七日目にあたる日に設定されています。


孫廂に控える女房たち

<博物館レジュメより>

“11歳で裳着を迎え、東宮(皇太子)に入内した明石の姫君は、東宮妃として明石の女御といわれ、13歳の若さで初めての出産を迎えた。
准太上天皇源氏41歳の春、旧暦3月10日すぎのことであった。”

“様々な祝いの儀式が続く中、源氏は一門の繁栄をかけた七日の産養の儀(皇子が誕生して7日目祝宴)の威勢を世間に顕示する為、前日に明石の女御を(冬の御殿から)春の御殿に移した。
待望の若宮誕生の歓喜に満ち溢れた六條院の春の御殿では、生後七日目の夜、七日の産養が冷泉帝の主催で盛大に取り行われ、東宮の父である朱雀院よりは前例のないほど立派に、贅美な祝いの品々が届けられ、禄の装束は、明石の女御の裳着の腰結役を務めた秋好む中宮より、帝の公式の禄のきまり以上に大々的な品が用意された。”


廂に座す源氏と紫の上


男御子を抱く源氏。
直衣出衣(のうしいだしぎぬ)姿。


男皇子。



廂に座す紫の上と母屋の御帳台の中でやすむ明石の女御。



紫の上。
袿姿(白装束)。



男皇子を出産した明石の女御。
御帳台でやすんでいます。



若君への祝い品



若君への儀式的祝膳





 産養~明石の女御若宮誕生の寿ぎ~ その2 へ続きます。





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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年4月撮影 産養(うぶやしない) その2

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

産養~明石の女御若宮誕生の寿ぎ~ その1 に引き続き、
2009年4月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。




庭には屯食(とんじき)が置かれています。


饗宴の祝膳


御湯殿の儀


「御剣(みはかし)」「犀角(さいかく)」と作り物の「虎の頭」、「漢籍」が置かれています。

<博物館レジュメより>

≪御湯殿の儀について≫
“生まれた子の無事の成長を願い誕生してから7日間、朝夕二回行われる儀式で、産湯とは別に、儀式として赤子にお湯をあびせかけるものである。
まず、時刻の吉凶を占って、吉方の井戸の水を用いて産湯を用意し、それに「御剣(みはかし)」「犀角(さいかく)」と作り物の「虎の頭」の影を産湯に映し、その霊力を授かった湯で赤子を清めるという儀式で、お湯をかける役の「御湯殿(おゆどの)」と相手役の「御迎湯(おむかえゆ)」の女房が中心となって行われた。”







 服喪~三条大宮の死~ へ続きます。




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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年4月撮影 服喪(ふくも)~三条大宮の死~

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

産養~明石の女御若宮誕生の寿ぎ~ その2 に引き続き、
2009年4月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

東の対 東廂では
『源氏物語』<藤袴>より
「服喪(ふくも)~三条大宮の死~」の
場面が展示されていました。

舞台は、六條院夏の御殿 西の対に見立てられています。



玉鬘に仕える女房たち。


服喪の御帳台

<博物館レジュメ>より
“源氏37歳の8月、六條院夏の御殿の西の対では玉鬘が祖母三条大宮の喪に服していた。”
“喪に服す玉鬘の住まいは、室礼(しつらい)の調度品をはじめ、装束に至るまですべて鈍色に改められていた。”


三条大宮の孫同士である玉鬘と夕霧は
御簾に几帳を添えての対面をしました。

夕霧は藤袴の花を御簾の端より差し入れます。
藤袴の花を手に取ろうとした玉鬘の袖を引っ張り
夕霧は玉鬘に対して思いを訴えるのでした。


 玉鬘に思いを訴える夕霧







夕霧が詠んだ和歌

 同じ野の露にやつるる藤袴 あはれはかけよかことばかりも

 (訳:あなたと同じ野の露に濡れて萎れている藤袴です
  やさしい言葉をかけて下さい、ほんの申し訳にでも)



 進退窮まる玉鬘





玉鬘が詠んだ和歌

 尋ぬるにはるけき野辺の露ならば 薄紫やかことならまし

 (訳:尋ねてみて遥かに遠い野辺の露だったならば
  薄紫のご縁とは言いがかりでしょう)


※和歌と訳は「源氏物語の世界」より引用させていただきました。







 局~女房の日常・伏籠と夜の冊子作り~ へ続きます。





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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年4月撮影 局~女房の日常~ その1

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

服喪(ふくも)~三条大宮の死~ に引き続き、
2009年4月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

女房の局(つぼね)では
「~女房の日常・伏籠と夜の冊子作り~」が
展示されていました。


 女房の日常 伏籠(ふせご)





<博物館レジュメより>
“直接男女が顔をわせる機会が少なかった平安時代、趣味の良さを相手に伝える手段としての一つが、香であった。
自分の好みに調合した練香を、火取香炉(ひとりこうろ)で燻らし、その上に伏籠(ふせご)という竹の籠を置き、その上に装束をかけて香を移すのである。
火取(ひとり)とは、二階棚(にかいだな)に置かれているもので、火取母(ひとりも)・火取籠(ひとりかご/匙・箸付き)・薫炉(くんろ)からなり、銀製の薫炉に香を入れて焚き、火取籠をかぶせて使用するものである。”



碁盤を踏み台にして吊香炉(つりこうろ)を吊るす女房






床には「偏つぎ」の札が置かれていました。








局での夜の冊子作りについては次回の記事でご紹介いたします。



 局~女房の日常・伏籠と夜の冊子作り~ その2 へ続きます。





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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年4月撮影 局~女房の日常~ その2

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

局~女房の日常・伏籠と夜の冊子作り~ その1 に引き続き、
2009年4月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

局の東側では
冊子作りをしている女房たちが
展示されていました。



<博物館レジュメより>

“ここでは紫式部が寛弘5年(1008年)の秋、中宮彰子に命じられて源氏物語の御冊子つくりに励む紫式部と、冊子の料紙になる継紙を作り、選ばれた料紙に物語を書き写し、それを粘葉装(でっちょうそう)に糊(のり)で綴じていく女房達の姿を展示。”





1、継紙(つぎがみ)に使う料紙を切り、紙を継ぐ女房。



2、物語を書き写す女房。





3、粘葉装(でっちょうそう)の糊付けをしていく女房




高坏(たかつき)の上には「椿餅」がありました。




 室内照明器具・燈台


完成した御冊子「源氏物語」を確認する紫式部。

高坏(たかつき)を逆さにし、
底の部分に油坏(あぶらつき)を置き、
燈心を浸して火をともした「高坏燈台」で
手もとを明るくしています。



室内を照らす「高燈台」と書写を見るための「高坏燈台」を比較できる展示でした。






 紫の上の受戒~生と死の狭間の救い~ へ続きます。






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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年4月撮影 紫の上の受戒

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

局~女房の日常・伏籠と夜の冊子作り~ その2 に引き続き、
2009年4月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

寝殿 北廂では
『源氏物語』<若菜下>より
「紫の上の受戒~生と死の狭間の救い~」
の場面が展示されていました。

源氏47歳の4月、舞台は二條院に見立てられています。



<博物館レジュメより>
“六條の御息所の物の怪を調伏した直後、息を吹き返した紫の上は、源氏を深く愛することの無常観に捕らわれ、心の行き場として出家を強く望むが、紫の上を失う恐ろしさをまざまざと知った源氏は、出家を許さなかった。
しかしながら、紫の上の病気の平癒を仏の加護にもすがらざるを得ない源氏は、紫の上に形ばかりの出家として、五戒を受けさせ、受戒の功徳による快方を願った。”




几帳と几帳の間から髪をさしだす紫の上。
紫の上に付き添う源氏。

源氏と紫の上はそれぞれ左手に数珠を持っています。





紫の上の豊かに長い髪の上の方を
形ばかり鋏ではさんで削ぐ僧。





僧たち。



女房。






 四季のかさねの色目に見る平安の美意識 へ続きます。





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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年4月撮影 四季のかさねの色目

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京都市下京区にある風俗博物館のこと。

紫の上の受戒~生と死の狭間の救い~ に引き続き、
2009年4月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

寝殿 西廂では
「四季のかさねの色目に見る平安の美意識」
が展示されていました。

≪かさね色目・春夏秋冬≫


 春:梅かさね


“早春に咲き競う紅梅の様々を表したかさね色目。
着用時期旧暦11月~2月”



 春 「布」のかさね:桜かさね




“「衣」のかさねにはみられず、「布」のかさねで極めて多く用いられ、好まれたかさね色目である。
表地の白色に裏地の紅がほのかにすけた様が桜を象徴的に表している。
着用時期旧暦正月~3月”



 夏:菖蒲かさね


“端午節句に使用するサトイモ科の菖蒲の「根」と「葉」の色の対比を表したかさね色目。”
“端午の節の菖蒲を特に称賛した、高い香気が感じられるようなかさね色目である。
着用時期旧暦4月~5月”



 夏:藤かさね


“藤の花の色づいた紫の濃き薄きと、新緑の葉の美しさを表現したかさね色目。
古来、藤は松に絡みかかって咲いている姿が賞賛された。
着用時期旧暦4月頃”



 夏:花橘かさね


“常緑である橘の木が、春を迎えて色濃く葉が色付き、初夏には白い花が咲き、やがて朽葉(くちば)色をの実を実らすという、橘の木を一年を通して表したかさね色目。
着用時期旧暦4月~5月”



 初秋:撫子かさね


“秋の七草の一つである撫子を色彩で表現したかさね色目。”
“着用時期旧暦5月~8月頃”



 秋:捩り紅葉(もじりもみじ)かさね


“紅葉する木々の色を、表裏違う色を組み合わせて表したかさね色目。
着用時期旧暦10・11月頃”



 冬:雪ノ下かさね


“降り積もった雪の下にも、春待つ紅梅と新芽を思わせる、生命力溢れるかさね色目。
着用時期旧暦11月上旬より春頃まで”



展示全体の様子。


※オリーブ色文字は博物館レジュメより。




 実物大展示室 へ続きます。




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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年4月撮影 実物大展示室 その1

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

四季のかさねの色目に見る平安の美意識 に引き続き、
2009年4月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

実物大展示室では
直衣姿の男君、
唐衣・裳姿<十二単姿>の女房、
衵(あこめ)姿の女童が
展示されていました。


母屋にいる直衣姿の男君。


廂にいる女房と女童。
唐菓子をつまみながら、双六に興じているようです。





女房は唐衣・裳姿
・・・いわゆる十二単姿です。







衵姿の女童。




直衣姿の男君の後ろ姿。




二階棚・・・上下二層からなる高脚の棚。



唐櫛笥(からくしげ)と鏡筥

唐櫛笥・・・櫛などの化粧道具を入れるための筥です。
鏡筥・・・鏡台にかける鏡と、鏡をかけるために必要な羅紐・入帷・枕などを納める筥。





 実物大展示室 その2 へ続きます。




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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年4月撮影 実物大展示室 その2 袿姿体験

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

実物大展示室 その1 に引き続き、
2008年10月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。


御帳台


 着装体験。 

風俗博物館、実物大展示室には
洋服の上から自由に羽織ることができる
装束があります。

 ・男性用・・・狩衣姿(狩衣と指貫)
 ・女性用・・・袿姿(単と袿)



袿姿になってみました。
御帳台の中にて。



立ち姿。
左手を上げるとこんな感じ。


左手をおろすと袖にしわやたわみができます。



今回着装したのは、このような文様の袿と単でした。





以上、2009年4月における風俗博物館の展示の様子でした。





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【日常】 ナナズグリーンティーで源氏物語を想う

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 地元・北九州市でのこと。

先週、アミュプラザ小倉西館6階に
nana's green tea(ナナズグリーンティー)が
オープンしました。

抹茶&日本茶カフェとして全国的に知られるお店です。
福岡県北九州市への出店、待っていました!


抹茶ガトーショコラパフェ。
おいしかったです。



先着順で無料配布されていたポストカード。
8月の花は「千日紅(せんにちこう)」。
可愛い花ですね。






店内は、「源氏物語」をモチーフにしたアートワークが飾られていました。
写真はその一部です。

それぞれの右下に源氏香図と各帖の名前が記されています。
うっとり眺めてきました。




ナナズグリーンティー、店舗によっては
「源氏物語」アートワークのポストカードが
販売されているのだそうですね。

私がアミュプラザ小倉店を訪ねた日は、
ポストカードの販売がなくて残念でした。




抹茶好き&源氏物語好きとして
リピートしたい素敵なお店です。





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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年8月撮影 一条帝の土御門第行幸 その1

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

2009年8月に
風俗博物館を訪ねて撮影した展示の様子です。

寝殿において
『紫式部日記』より
「一条帝の土御門第行幸~親王宣下に寿ぐ道長の栄華~」
の場面が展示されていました。

展示内容を3つの記事に分けてご紹介します。



舞台は、藤原道長の邸宅・土御門第寝殿に見たてられています。


<博物館レジュメより>
“寛弘4年(1008年)旧暦10月16日、左大臣藤原道長(43歳)の邸である土御門第に一条帝(29歳)の行幸があった。”


団欒の様子。



一条帝。
麹塵(きくじん)御袍姿。


三種の神器のひとつである勾玉の御筥を持ち控えた内侍。


三種の神器のひとつである草薙剣(御佩刀/みはかし)を持ち控えた内侍。


藤原道長<左大臣・二位>。
束帯姿。


道長は彰子が産んだ若宮を抱いて一条帝の前に参上しました。
一条帝により若宮を親王とする宣下が下され、
若宮は敦成(あつひら)親王と命名されました。

敦成親王はのちに後一条帝として即位します。



御帳台の中に座す中宮彰子(21歳)。(道長の娘)
小袿姿。


源倫子。(道長の正妻。彰子の母。)
唐衣・裳姿。



若宮誕生の折に一条帝より賜った若宮守護の
御佩刀(みはかし)を捧持した弁の宰相。



写真左から
弁の宰相、源倫子、中宮彰子。




東の対の公卿の座では、
道長の息子・藤原頼通や
右大臣の藤原顕光らがいました。



さらに、
中宮の亮(藤原実成)、
頭の弁(源道方)、
左衛門督(四条大納言・藤原公任)、
右衛門督(宮の大夫・藤原斉信)の姿も。




 一条帝の土御門第行幸~親王宣下に寿ぐ道長の栄華~ その2 へ続きます。






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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年8月撮影 一条帝の土御門第行幸 その2

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

一条帝の土御門第行幸~親王宣下に寿ぐ道長の栄華~ その1 に引き続き、
2009年8月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。


寝殿 南廂の東の間(ま)にたてられた
一条帝のための御椅子(ごいし/正式の玉座)。




左京の命婦。


筑前の命婦。



寝殿 西廂では御膳の準備をする女房たちの姿がありました。






『源氏物語』『紫式部日記』執筆者・紫式部。
行幸の盛儀の様子を、中宮彰子に仕える紫式部は
御簾の内より目に焼き付けました。



御膳。


御膳の準備をする女房。





 一条帝の土御門第行幸~親王宣下に寿ぐ道長の栄華~ その3 へ続きます。





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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年8月撮影 一条帝の土御門第行幸 その3

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

一条帝の土御門第行幸~親王宣下に寿ぐ道長の栄華~ その2 に引き続き、
2009年8月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

一条帝行幸のために土御門第の池では
龍頭鷁首に乗った楽人たちによって雅楽が奏でられました。




池の様子。





龍頭船に乗った左方の楽人たち。





龍頭船に乗った左方の楽人たち。



池に架かる橋。





鷁首船に乗った右方の楽人たち。



 舞楽「万歳楽(まんざいらく)」の準備をする童たち







万歳楽は、
“唐楽(左方)代表の典型的な平舞。(文の舞。剣や鉾を持たないで舞う曲)の名曲。”




 雪まろばし へ続きます。





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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年8月撮影 雪まろばし

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

一条帝の土御門第行幸~親王宣下に寿ぐ道長の栄華~ その3 に引き続き、
2009年8月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

『源氏物語』<朝顔>より
「雪まろばし」の場面が展示されていました。

舞台は、二條院寝殿に見立てられています。



<博物館レジュメより>
“源氏32歳の11月(旧暦)、二條院に雪が大層降り積もった冬の夜、香爐峰の雪の如く女房に御簾を巻き上げさせた源氏は、女童達を庭に下ろして雪まろばしをさせ、その様子を紫の上と楽しんだ。”

“~雪まろばし とは~
「雪転ばし(ゆきまろばし)」と書き、「雪丸げ」ともいい、雪を丸くころがして大きな玉を作る遊びで、その玉で雪山をつくることもあった。”



女童たちが雪で遊ぶ様子を眺める源氏と紫の上。


源氏。
袿姿。

*男性貴族が家で一番くつろいだ姿として、女性と同じく袿姿があげられる。



紫の上。
小袿姿。



庭に降りて雪まろばしをする女童たち。



御簾をかかげる女房たち。



女房たち。
唐衣を略して裳をつけた姿でした。



展示全体の様子。




局~女房の日常 装束の誂え・裁縫、もう一つの装束・伏籠、暗闇を照らす燈台~ へ続きます。





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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年8月撮影 局~女房の日常~

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

雪まろばし に引き続き、
2009年8月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

局(つぼね)では
「~女房の日常 装束の誂え・裁縫、もう一つの装束・伏籠、暗闇を照らす燈台~」
が展示されていました。


 装束誂え・裁縫




冬支度をするために、
細櫃(ほそびつ)に綿をひきかけて
綿入れの用意をする女房たち。



単の装束を糊(のり)をつけて「ひねる」女房。


装束を仕立てる女房。
手もとは「高坏燈台」で明るく照らしています。



 もう一つの装束・伏籠(ふせご)



<博物館レジュメより>
“直接男女が顔をわせる機会が少なかった平安時代、趣味の良さを相手に伝える手段としての一つが、香であった。
装束とともに、香りを纏うという意味で、もう一つの装束ともいえる。
自分の好みに調合した練香を、火取香炉(ひとりこうろ)で燻らし、その上に伏籠(ふせご)という竹の籠を置き、その上に装束をかけて香を移すのである。”






吊香炉(毬香炉)を吊るす女房。
碁盤を踏み台にしています。




 室内照明器具・燈台


高坏と「高坏燈台」。

“本来は食事用の台である高坏を逆さにし、底の部分に油坏を置き、燈心を油に浸して火を灯した「高坏燈台」と呼ばれる応用の照明器具も使われた。”



「高坏燈台」と「高燈台」の比較。

“高燈台は、室内をある程度広範囲に照らす場合には重宝するが、書写や裁縫、絵巻を見る場合には不便”でした。







 月の宴 へ続きます。







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