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【情報】 インターネット講座 『源氏物語』を彩る植物 繰り返し受講できます!

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 源氏物語に関する講座のご紹介です。

京都府 生涯学習・スポーツ情報のサイトにある
インターネット放送局生涯学習講座のコンテンツにて
2015年6月現在、以下の講座が視聴可能です。

 ※『源氏物語』が彩る植物~物語の紹介と春の植物を中心に~
 (約25分)…物語のあらすじや、桜・梅などの紹介。
 ⇒ http://spogaku.pref.kyoto.lg.jp/movie_info.html?id=339

 ※『源氏物語』が彩る植物~作者の紹介と秋の植物を中心に~
 (約24分)…作者・紫式部や、紅葉・菊などの紹介。
 ⇒ http://spogaku.pref.kyoto.lg.jp/movie_info.html?id=340


源氏物語に登場する植物で、
宇治市植物公園で鑑賞できる植物について、
物語の登場場面の講義と植物に関する講義から、
物語と植物のつながりを学ぶことができます。




今回、この情報は
宇治市ホームページの新着情報欄から知ることができました。

 ※宇治市
 ⇒ http://www.city.uji.kyoto.jp/
 ⇒ http://www.city.uji.kyoto.jp/0000014196.html






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【情報】 長野 水野美術館にて「草乃しずか日本刺繍の世界展」開催中。~21日まで

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 源氏物語に関する展示のご紹介です。

長野県長野市にある
水野美術館にて現在、以下のタイトルの
展覧会が開催中です。

 特別企画展
 「ひと針に祈りをこめて40年
 草乃しずか 日本刺繍の世界展
 -102歳になる母の作品とともに-」

会期は、~6月21日(日)まで。

 ※水野美術館
 ⇒ http://www.mizuno-museum.jp/index.php
 ⇒ http://www.mizuno-museum.jp/exhibition/index.php


<関連ニュース記事>
 
 ※読売新聞(YOMIURI ONLINE) 2015年06月13日
 日本刺しゅう40年 草乃さんの集大成
 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/local/nagano/news/20150612-OYTNT50341.html

“「源氏物語」に登場する女性たちの心情を描いた大作や、
未来に羽ばたく鳳凰ほうおうをイメージしたとされる
新作「未来への飛翔ひしょう―桜伝説―」など119点を展示。”
だそうです。


お近くにお住まいの方もそうでない方もどうぞ。




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【情報】 冊子「初めての源氏物語 宇治へようこそ」刊行 源氏物語ミュージアムなどで販売!

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 源氏物語に関する本のご紹介です。

京都府宇治市文化財愛護協会が設立40年を記念して
冊子「初めての源氏物語 宇治へようこそ」を刊行されたそうです。

A5変形判、109ページ。1部800円。

【販売場所】
 ・宇治市源氏物語ミュージアム
 ・宇治市歴史資料館
 ・宇治市観光センター
 ・JR宇治駅前の「おみやげプラザ宿木」
 ・近鉄大久保駅前市観光案内所



<関連ニュース記事>
 
 ※朝日新聞デジタル 2015年6月10日
 京都)「初めての源氏物語」刊行 宇治市文化財愛護協会
 ⇒ http://www.asahi.com/articles/ASH694JXCH69PLZB00L.html

 ※京都新聞 2015年06月13日
 源氏物語と宇治に親しんで 京都・宇治市文化財愛護協が入門書
 ⇒ http://kyoto-np.jp/sightseeing/article/20150613000062



私もぜひ読みたいと思っています。





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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2005年11月撮影 行幸の演出・舞楽

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

2005年11月に
風俗博物館を訪ねて撮影した展示の様子です。

寝殿において
『源氏物語』<藤裏葉>より
「六條院行幸」の場面が展示されていました。

行幸のための演出のうち、舞楽の様子から見ていきたいと思います。


全体の様子。





楽所の楽人が召され、
控えの平張りでは、賀王恩(がおうおん)を
舞うための公卿の子どもたちが装束を
着装してもらっています。



平張りの隣りでは、
落蹲(らくそん)の舞人が控えています。




池には、龍頭鷁首(りゅうとうげきす)の
双胴船(そうどうせん)が浮かべられています。


龍頭と鷁首。






龍頭の船に乗った、
迦陵頻(かりょうびん)を舞う童たち。






鷁首の船に乗った胡蝶を舞う童たち。





 行幸の演出 鮒と鳥を献上へ続きます。








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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2005年11月撮影 行幸の演出 鮒と鳥を献上

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

行幸の演出 舞楽 に引き続き、
2005年11月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。


全体の様子。



六條院の庭の池では、鵜飼をして鮒を捕っています。

宮中の御厨子所(みずしどころ)の鵜飼の長が
六條院所属の鵜匠を召し並べて鵜飼を行い披露しました。


御厨子所鵜飼長。



寝殿に座す
源氏・冷泉帝・朱雀院。








博物館レジュメより。
 “帝の座す寝殿階(きざはし)前では、
 左少将が六條院の池の庭で鵜飼に捕らせた鮒を、
 右少将が蔵人所(くろうどどころ)の鷹飼(たかがい)が
 北野で狩りした鳥一番(とりひとつがい)を、
 それぞれ左右から膝をついて献上している。”




蔵人所の鷹飼
鷹が手にとまっています。


蔵人所の犬飼
犬を伴っています。



武官たち。







 六條院行幸へ続きます。








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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2005年11月撮影 六條院行幸

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

行幸の演出 鮒と鳥を献上 に引き続き、
2005年11月に風俗博物館で撮影した展示の様子です。


全体の様子。


寝殿に座す
源氏・冷泉帝・朱雀院。


博物館レジュメより。
 “神無月(旧暦10月)の20日すぎ、
 冷泉帝は紅葉の美しいこの季節をお選びになり、
 朱雀院を誘われて光源氏の邸宅である六條院へ行幸された。”



源氏。


冷泉帝。


朱雀院。


朱雀院の背後に控える内侍は
裙帯比礼の物具装束姿です。



太政大臣(もと頭中将→内大臣)


夕霧
※太政大臣の娘・雲居の雁と結婚したばかり♪






高欄に一日晴の裾(きょ)をかけています。





 管絃の遊びのための楽器を用意する女房たちへ続きます。








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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2005年11月撮影 楽器を用意する女房たち

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

六條院行幸 に引き続き、
2005年11月に風俗博物館で撮影した展示の様子です。

寝殿西廂では
『源氏物語』<藤裏葉>より 六條院行幸
「管絃の遊びのための楽器を用意する女房たち」が
展示されていました。


夜の管絃のために宮中より、
取り寄せられた名器の琴などを
女房たちが用意しています。



琵琶を手にした女房。






和琴(倭琴)を運ぶ女房たち。



正装・汗衫姿の女童。
(笙を運んでいます。)







 饗宴の準備をする女房たちへ続きます。








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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2005年11月撮影 饗宴の準備をする女房たち

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

管絃の遊びのための楽器を用意する女房たち に引き続き、
2005年11月に風俗博物館で撮影した展示の様子です。

寝殿北廂では
『源氏物語』<藤裏葉>より 六條院行幸
「饗宴の準備をする女房たち」が
展示されていました。


北廂では女房たちが趣向を凝らした
ご膳の用意をしています。





女房は唐衣・裳(からぎぬ・も)姿、
女童は正装の汗衫(かざみ)姿です。


角盥を運ぶ女房たち。










以上、六條院行幸 全体の様子でした。




 女房の局へ続きます。








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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2005年11月撮影 女房の局(つぼね)

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

饗宴の準備をする女房たち に引き続き、
2005年11月に風俗博物館で撮影した展示の様子です。

女房の局(つぼね)では
女房の日常生活の様子が展示されていました。


伏籠(ふせご)に装束をかけて香を焚き染めている女房。


囲碁に興じる女房たち。


双六に興じる女童と女房。
女童は細長姿、女房は袿姿です。


偏つぎに興じる女房と女童。
女房は袿姿、女童は平常の汗衫(かざみ)姿です。










 文学作品にみる名場面1『更級日記』菅原孝標女著 土忌みの宿、くしき猫のおとずれ へ続きます。








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【京都・風俗博物館】 2005年11月撮影 文学作品にみる名場面1 『更級日記』 くしき猫のおとずれ

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

女房の局 に引き続き、
2005年11月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

東の対では
文学作品にみる名場面 1
『更級日記』菅原孝標女 著
土忌みの宿、くしき猫のおとずれ の場面が
展示されていました。


全体の様子。



菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)
袿姿(五衣:女郎花かさね  袿:薄黄地白海賦文)


菅原孝標女の姉。
袿姿(五衣:花橘かさね   袿:萌黄地白海賦文)




<「新編日本古典文学全集26 和泉式部日記 紫式部日記 更級日記 讃岐典侍日記」小学館発行より 原文・訳 引用>

 “五月ばかり、夜ふくるまで物語をよみて起きゐたれば、
 来つらむ方も見えぬに、猫のいとなごう鳴いたるを、
 おどろきて見れば、いみじうおかしげなる猫あり。”

 (それは五月ごろのことだったが、夜の更けるまで物語を読んで起きていると、
 どこからやって来たのか見当もつかないが、猫がまことにのどやかに鳴いている。
 はっとして、よく見るといかにもかわいげな猫がそこにいる。)




この猫を姉妹でこっそり飼うことにしたのでしたが、
とても人馴れしており姉妹にぴったりついてまわるのでした。
 
姉が病気をすることがあって、
猫を北面の部屋に置いていましたが、
猫はうるさく鳴き騒ぎました。

すると、病気で臥していた姉の夢に猫が現れ、
その猫は実は姉妹が親しくして亡くなった
侍従大納言の娘の生まれ変わりで、姉妹が
自分をしたってくれたその縁で姉妹のもとに
来たのに、最近は側にも置いてもらえないことを
悲しんでいると訴えた夢を見ました。

それ以後、姉妹はこの猫を北面にも出さず、
大切にお世話したというエピソードです。



※侍従大納言の娘=藤原行成の娘のこと。
12歳で藤原道長の息子・長家(14歳)と結婚。
15歳で病没。



 文学作品にみる名場面2『堤中納言物語』へ続きます。







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【京都・風俗博物館】 2005年11月撮影 文学作品にみる名場面2 『堤中納言物語』 虫めづる姫君

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

文学作品にみる名場面1 『更級日記』 に引き続き、
2005年11月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

東の対・南廂では
文学作品にみる名場面 2
『堤中納言物語』作者未詳
「虫めづる姫君」 の場面が
展示されていました。


全体の様子。


練色の綾の袿の上に
「はたおりめ」(=きりぎりす)の柄の袿、
袴も白を身に着けています。

※一般の女性は赤い袴を着ていました。


<「新編日本古典文学全集17 落窪物語 堤中納言物語」小学館発行より 原文・訳 引用>

 “練色の、綾の袿ひとかさね、
 はたおりめの小袿ひとかさね、
 白き袴を好みて着たまへり。”

 (見ばえのしない薄黄色の、綾織の袿一重、
 その上にこおろぎの模様の小袿を一重を重ね着て、
 白い袴を好んで着用していらっしゃる。)



扇は白い蝙蝠(かわほり)ですが
扇面に漢字の練習をしています。



 “白き扇の、墨黒に真名の手習ひしたるをさし出でて、
 「これに(毛虫を)拾ひ入れよ」とのたまへば、童べ、取り入る。”

 (姫君は白地の扇に、墨くろぐろと漢字の手習いをしたのを差し出して、
 「これに(毛虫を)拾って入れておくれ」とおっしゃるので、童が拾い入れる。)




姫君は、眉毛も抜かず毛深い眉のまま。
お化粧はいっさいせず、お歯黒をつけることも
しませんでしたので、笑うと真珠のように
白い歯が現れるのでした。

※当時の女性は化粧をし、お歯黒を塗るのが常識でした。


また、姫君は物事の本質を知ることが
大切だという信念にもとづいて毛虫の
変成する様を興味深く観察していました。




 文学作品にみる名場面3『枕草子』へ続きます。







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【京都・風俗博物館】 2005年11月撮影 文学作品にみる名場面2 『枕草子』 香爐峯の雪

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

文学作品にみる名場面2 『堤中納言物語』 に引き続き、
2005年11月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

東の対・東廂では
文学作品にみる名場面 3
『枕草子』清少納言 著
「香爐峰の雪は簾を撥げてみる」 の場面が
展示されていました。




全体の様子。

雪が大変降り積もった朝、
御格子(こうし)をおろして、
皇后定子に伺候している女房たちが
集まって話をしていたところ・・・



皇后定子

小袿姿
(五衣:雪の下かさね 袿:濃色白袍鸚鵡文 小袿:白梅梅の折れ枝蝶鳥文)


<「新編日本古典文学全集 枕草子」18 小学館発行より 原文・訳 引用>

 “「少納言よ。香炉峰の雪いかならむ」と
 仰せられるれば、御格子上げさせて、”

 (中宮様が「少納言よ。香炉峰の雪はどんなであろう」と
 仰せになるので、女官に御格子を上げさせて)





清少納言

女房装束
(五衣:紅の薄様かさね 袿・黄地白小葵文 唐衣:白地萌黄乱唐草文)


 “御簾を高く上げたれば、笑はせたまふ。”

 (御簾を高く巻き上げたところ、お笑いあそばす。)




微笑む定子。

このエピソートは、唐の詩人・白居易の詩に
「遺愛寺(いあいじ)の鐘は枕をそばたてて聞き、
 香爐峯(こうろほうの雪は簾をかかげてみる」
という有名な一節があることを踏まえて
定子の“御簾を上げよ”という意向を理解できるか
清少納言になぞかけをされたのでした。




 文学作品にみる名場面4『紫式部日記』へ続きます。







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【京都・風俗博物館】 2005年11月撮影 文学作品にみる名場面4  『紫式部日記絵巻』より

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

文学作品にみる名場面3 『枕草子』香爐峰の雪は簾を撥げてみる に引き続き、
2005年11月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

東の対・北廂では
文学作品にみる名場面 4
『紫式部日記』 紫式部 著
『紫式部日記絵巻』より 中宮の大夫らが局を訪問する 場面が
展示されていました。


『紫式部日記』寛弘五年十月十七日の夜のこと。

中宮権亮(ごんのすけ)・藤原実成(さねなり)と
中宮大夫(たいふ)・藤原斉信(ただのぶ)が来訪します。



中宮の権亮・藤原実成は、まだ桟(さん)を差していない
蔀格子(しとみごうし)の上側を押し上げて
「おわすや」 (いらっしゃいますか)と
声をかけてきました。




宮の内侍が応対します。


御簾越しに応対する宮の内侍。

※従来、応対したのは紫式部であると考えられていましたが
最近の研究では、宮の内侍ではないかとも考えられているようです。
この展示では、応対した人物=宮の内侍説を採用されていました。



紫式部は応対に出ず、御簾の奥にいました。



今度は中宮の大夫・藤原斉信が
「ここにや」 (ここにおいでですか) と
とおっしゃるので、
さすがに聞こえぬふりもできず、
紫式部はちょっとした返事だけしました。



紫式部



藤原実成と斉信から
「格子の下をとりはずしなさいよ」と
言われますが、かたくなに取り外さないのでした。





 小袿・細長・汗衫へ続きます。








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【本の発売情報】 「和装の描き方」 2015年6月26日発売予定!

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 気になる本の発売情報です。

この度、玄光社ムックから
こんなタイトルの本が6月26日に発売されるそうです。

「和装の描き方 和装イラスト完全マスターブック」




玄光社のオンラインショップ

 ※和装の描き方
 ⇒ http://store.genkosha.jp/?pid=90915309


 “ヘンテコ和装なんていわせない!
 和装の描き方のコツがわかる!

 着物/ゆかた/狩衣/水干/十二単/巫女/
 武官束帯/文官束帯/遊女/忍者/新選組 など

 平安装束から現代の着物まで。
 和装の描き方の基本が分かる一冊です。”




早速、予約申し込みしました。

発売が待ち遠しいです。






 趣味で和風イラストをゆったり描いています。

 ※イラストブログ「ゆらゆらひびき」
 ⇒ http://yurayurahibiki.blog.fc2.com/

よろしければ遊びにいらしてください。




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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2005年11月撮影 小袿・細長・汗衫

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

文学作品にみる名場面4 『紫式部日記絵巻』より に引き続き、
2005年11月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

東の対 東廂では
女性の装束の展示が行われていました。


全体の様子。


小袿(こうちき)


細長(ほそなが)


汗衫(かざみ)




 過去の展示より 実際に人形が着用していた様子もあわせてどうぞ。


小袿姿。
2004年2月撮影 『源氏物語』<玉鬘>より歳暮の衣配りの衣裳より 紫の上。


細長姿。
2004年2月撮影 『源氏物語』<玉鬘>より歳暮の衣配りの衣裳より 玉鬘。


正装の汗衫(かざみ)姿。
2004年10月撮影 春秋優劣論より 女童。





 ウインドウでの展示へ続きます。








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【京都・風俗博物館】 2005年11月撮影 大鎧をつけた武将・胴丸をつけた武士

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

小袿・細長・汗衫の展示 に引き続き、
2005年11月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

ウインドウでは実物大人形で
大鎧をつけた武将・胴丸をつけた武士が
展示されていました。


※2005年当時、大河ドラマ「義経」が
放送されていたからではないかと
拝察しております。



 大鎧をつけた武将









 胴丸をつけた武士










 実物大展示室へ続きます。



日本服飾史 男性編 (趣)




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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2005年11月撮影 実物大展示室

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

ウインドウでの展示 に引き続き、
2005年11月に風俗博物館を訪ねて撮影した展示の様子です。

実物大展示室では
直衣姿の男君と女房装束姿<十二単姿>の女君が
展示されていました。


直衣姿の男君


女房装束姿の女君



 着装体験。

風俗博物館、実物大展示室には
洋服の上から自由に羽織ることができる
装束があります。

 ・男性用・・・狩衣姿(狩衣と指貫)
 ・女性用・・・袿姿(単と袿)





赤系の袿を羽織ってみました。





黄色系の袿を羽織ってみました。





以上、2005年11月における風俗博物館の展示の様子でした。





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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2006年4月撮影 女三の宮六條院降嫁 1

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

2006年4月に
風俗博物館を訪ねて撮影した展示の様子です。
今回の展示テーマは、「女三の宮の一生」でした。

寝殿と東の対において
『源氏物語』<若菜上>より
「女三の宮六條院降嫁」の場面が展示されていました。


寝殿の様子。


まずは、源氏と女三の宮からご紹介いたします。

博物館レジュメより
 “源氏40歳の2月10日過ぎ、朱雀院の第三皇女である
 女三の宮(14歳)が源氏の正妻として六條院へ降嫁した。”

 “女三の宮の降嫁の準備は入内される姫君の儀式に倣って盛大に執り行われ、
 春の御殿の寝殿の西面に正妻として迎え入れられた。”


源氏みずから、女三の宮を唐車(からぐるま)からお降ろし申し上げなさいます。

源氏:赤色袍布袴(ほうこ)姿。
女三の宮:唐衣・裳姿。

女三の宮が乗っていた
唐車(からぐるま)をいろいろな角度から見てみます。








 “~唐車とは~
 牛車の一種で最高級のものである。
 主に上皇・皇后・東宮・親王が用いた。
 屋根の前後を唐破風とし、左右の軒先を反らせて
 張り出し、屋根などを檳榔(びろう)で葺くことを
 特色とした。
 この檳榔はヤシは科の植物で南国(九州・沖縄など)
 で しか手に入らないため貴重品とされ、これを使った
 牛車は権力の象徴とされた。
 唐車の御簾は蘇芳染めなのが特徴で、蘇芳色の糸で
 編まれ、縁は錦とされた。
 また、下簾(したすだれ)も蘇芳染めで浮線綾(ふせんりょう)
 とされ、唐草や唐鳥の刺繍が施されている。”




寝殿にある御帳台(みちょうだい)


寝殿には贈られた装束などが置かれています。



壁代(かべしろ)

今回の展示のために作られた壁代だとお聞きしました。
国宝『源氏物語絵巻』<柏木二>に描かれている
壁代を参考に具現化されたのだとか。



 女三の宮六條院降嫁 その2 へ続きます。




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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2006年4月撮影 女三の宮六條院降嫁 2

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

女三の宮六條院降嫁 その1 に引き続き、
2006年4月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。


女三の宮が乗っていた唐車(からぐるま)と
女三の宮に仕える女童たちが乗っている網代車(あじろくるま)。


網代車。


後ろから見た網代車。






牛飼童たち。



網代車の牛車から降りる女童。
正装汗衫(かざみ)姿です。

※肝心の網代車の写真を撮るのを忘れてしまいました。


博物館レジュメより
 “~網代車とは~
 貴族の牛車で、その箱の表面を竹(殿上人用)または
 檜(公卿用)の薄板で網代に組んで包んだことによる
 名称である。
 表面は彩色が施され、青地に黄で文様を配した。
 八葉(はちよう)の文(もん)を散らした
 八葉の車や袖格子(そでごうし)だけを白く彩色した
 袖白(そでしろ)の車などがある。
 網代車の御簾は青簾で、縹色の糸で編み、縁は藍色の
 皮製に遠文(とうもん)とされた。
 下簾(したすだれ)は青裾濃(あおすそご)である。”





女三の宮六條院降嫁 その3 へ続きます。




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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2006年4月撮影 女三の宮六條院降嫁 3

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

女三の宮六條院降嫁 その2 に引き続き、
2006年4月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

博物館レジュメより
 女三の宮に“付き従う女房や女童も入内に倣って
 贅をつくして整えられ、網代車より庭上の莚道(えんどう)
 に控えて寝殿へ入る。”




 莚道に控える女三の宮付きの女房たち=唐衣・裳姿。

唐衣のかさねの色目は「梅かさね」[表:白、裏:蘇芳]。
五衣と単のかさねの色目は一人ひとり違っていて
興味深く拝見しました。


紫の薄様(うすよう)。


色々。


雪の下。


紅梅の匂(におい)。


裏山吹。


紅の薄様。


女房たちの様子。




次回は、東の対の様子をご紹介します。


 女三の宮六條院降嫁 その4 へ続きます





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