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【日常】 年賀状デザインのワンポイントに有職文様はいかが?

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 私のささやかな日常。雑感。

書店では
年賀状作成のための本が
多く並ぶ季節になりましたね。

年賀状を彩る様々なデザインが
世の中にはあふれていますが
有職文様を取り入れてみてはいかがでしょう。

 有職文様(ゆうそくもんよう)とは
 ⇒ コトバンク 有職文様





私も年賀状のどこかに有職文様を配置したくて
八条忠基さんによる本「平安素材CD-ROM」を
ぱらぱらとめくって思案中です。


素材集としてだけでなく、
装束や文様の解説も読みどころ満載の本です。


年賀状の印刷は12月に入ってからになりそうです。

1年って長いようで
過ぎてしまうと、あっ という間ですね。



 
 平安文様素材CD‐ROM―有職文様のデータをEPSアウトライン、スウォッチ、JPEG形式で収録





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【京都・風俗博物館 出張展示】 2004年2月撮影  実物大 打毬楽(たぎゅうらく)

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 京都市上京区で行われた風俗博物館の出張展示のこと。

2004年のこと。
京都市上京区、西陣にある岩神座ホールにて
風俗博物館による出張展示が行われました。



岩神座ホールでの展示期間は、
2004年2月4日から6月30日まででした。

その展示の様子をご紹介いたします。


実物大で打毬楽(たぎゅうらく)の舞人や
雅楽で用いられる打楽器が展示されていました。



全体の様子。



舞楽「打毬楽」の解説。



裲襠(りょうとう)が素敵です。



手には毬杖(きゅうじょう)を持ち、
宝珠のような毬を打つ型の舞です。




 「紫式部日記」より一条御帝による土御門第行幸 その1 へ続きます。






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【京都・風俗博物館 出張展示】 2004年2月撮影 『紫式部日記』より一条帝による土御門第行幸 1

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 京都市上京区で行われた風俗博物館の出張展示のこと。

実物大での打毬楽(たぎゅうらく) に引き続き、
2004年2月に岩神座ホールで撮影した
風俗博物館の出張展示の様子です。


4分の1サイズの寝殿の模型。


寝殿母屋・南廂・東廂では
『紫式部日記』より
「一条帝による土御門第行幸」が展示されていました。
(藤原道長の邸宅の土御門第に見立てられています。)


寛弘5年(1008年)10月16日、
一条帝は中宮彰子<藤原道長の娘>との間に生まれた
敦成(あつひら)親王<のちの後一条天皇>と対面するために、
道長の邸宅である土御門第に行幸されました。


 一条帝


一条帝は御引直衣(おひきのうし)姿です。
御椅子(ごいし=正式の玉座)に座っています。






展示では、祝宴の舞楽「打毬楽」をご覧になっている場面です。






 殿上人たち










寝殿の簀子には
一日晴れの据(いちにちばれのきょ)をつけた
殿上人たちが控えているのでした。




 「一条帝による土御門第行幸」その2へ続きます。





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【京都・風俗博物館 出張展示】 2004年2月撮影 『紫式部日記』より一条帝による土御門第行幸 2

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 京都市上京区で行われた風俗博物館の出張展示のこと。

『紫式部日記』より「一条帝による土御門第行幸」その1 に引き続き、
2004年2月に岩神座ホールで撮影した
風俗博物館の出張展示の様子です。


 藤原道長とその妻・源倫子


写真左側にいる男君が、藤原道長です。
直衣指貫姿。



敦成(あつひら)親王<のちの後一条天皇>を抱く源倫子。
倫子は、唐衣裳姿。



一条帝は、敦成親王へ守り刀である
御佩刀(みはかし)を下賜されました。
(写真がボケボケですみません。)

写真中央の女房が手にしているのが
御佩刀(みはかし)だと思われます。




 左衛門内侍と弁の内侍


一条帝の近くには三首の神器である
御佩刀(みはかし=御剣)と
八尺瓊の勾玉(やさかにのまがたま)の御筥を
それぞれ持ち控えた内侍(ないし)が控えています。



写真左:御佩刀(みはかし=御剣)を持つ左衛門内侍(さえもんのないし)。
写真右:八尺瓊の勾玉(やさかにのまがたま)の御筥を持つ弁の内侍(べんのないし)。



左衛門内侍(さえもんのないし)。



写真中央、弁の内侍(べんのないし)。

内侍(ないし)たちは物具装束(もののぐしょうぞく)姿。
髪上げし、領巾(ひれ)・裙帯(くんたい)をつけています。






寝殿の東廂では
一条帝の御前に、御膳を供するために
女房たちが控えていました。




 「一条帝による土御門第行幸」その3へ続きます。







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【京都・風俗博物館 出張展示】 2004年2月撮影 『紫式部日記』より一条帝による土御門第行幸 3

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 京都市上京区で行われた風俗博物館の出張展示のこと。

『紫式部日記』より「一条帝による土御門第行幸」その2 に引き続き、
2004年2月に岩神座ホールで撮影した
風俗博物館の出張展示の様子です。


 舞楽「打毬楽(たぎゅうらく)」


一条帝たちは舞楽「打毬楽」をご覧になっています。


様々な角度から舞人たちを撮ってみました。










四人舞で毬杖(ぎっちょう)という棒で
毬子(まり)を打つ型の舞です。




次は楽人たちを見てみます。















以上、『紫式部日記』より「一条帝による土御門第行幸」の様子でした。

次回からは『源氏物語』の世界を具現化された展示のご紹介となります。





 『源氏物語』<玉鬘>より「歳暮の衣配りの衣裳をまとった登場人物紹」へ続きます。






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【京都・風俗博物館 出張展示】 2004年2月撮影 『源氏物語』<玉鬘>より歳暮の衣配りの衣裳

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 京都市上京区で行われた風俗博物館の出張展示のこと。

『紫式部日記』より「一条帝による土御門第行幸」その3 に引き続き、
2004年2月に岩神座ホールで撮影した
風俗博物館の出張展示の様子です。


寝殿西廂にて、
『源氏物語』<玉鬘>より
「歳暮の衣配りの衣裳をまとった登場人物紹介」が
展示されていました。






源氏35歳の年の暮れ、
その年の秋に落成した六條院において
それぞれの御殿に住まわせている女君たちにふさわしい
正月用の装束を紫の上とともにととのえる場面があります。

源氏自らが女君たちの年齢や容貌・性格に
ふさわしい装束をととのえたものを
今回は一堂に見学することができました。








では、女君を一人ずつ見ていきましょう。



 花散里


袿(うちき)姿。

 “浅縹の海賦の織物、織りざまなまめきたれど
  にほひやかならぬに、いと濃き掻練具して夏の御方に・・・”



 紫の上


小袿(こうちき)姿。

 “紅梅のいと紋浮きたる葡萄染めの御小袿、
  今様(いまよう)色のいとすぐれたるとはかの御料・・・”




 明石の姫君


細長(ほそなが)姿。

 “桜の細長に、艶やかなる掻練とり添えては姫君の御料なり・・・”





 明石の御方


小袿姿。

 “梅の折枝、蝶、鳥、飛びちかひ、唐めいたる白き小袿に
  濃きが艶やかなる重ねて・・・”




 末摘花


袿姿。

 “柳の織物の、よしある唐草を乱れ織れるも、いとなまめきたれば・・・”





 玉鬘


細長姿

 “曇りなく赤きに、山吹の花の細長は・・・”




 空蝉


袿姿。

 “青鈍の織物、いと心ばせあるを見つけたまひて、
  御料にある梔子の御衣、聴色(ゆるしいろ)なる添へたまひて・・・”








明石の姫君を中心に
明石の御方と紫の上が向き合うような
展示の様子が微笑ましかったです。






 『源氏物語』<若菜上>より「明石の姫君の出産」へ続きます。






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【日常】京都・宇治へ行ってきました♪

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私のささやかな日常。

11月28日~30日まで
京都と宇治へ行ってきました。



11月28日(金)
・虎屋茶寮で「亥の子餅」をいただく。
・しまだいギャラリーで「京ことば源氏物語」夕顔の巻 公演。


11月29日(土)
・紫野斎院跡 櫟谷七野神社
・北野天満宮
・「まいまい京都」@嵯峨をあるく
・清凉寺
・時雨殿で「百人一首」講座(伊勢大輔・清少納言)
・時雨殿で平安初期の女官朝服体験


11月30日(日)
・三室戸寺
・宇治市源氏物語ミュージアム
・宇治上神社
・宇治神社




今回の京都・宇治旅行については
今月中旬以降(?)から
少しずつブログに書いていく予定です。

しばらくお待ちくださいね。(*^^*)

【京都・風俗博物館 出張展示】 2004年2月撮影 『源氏物語』<若菜上>より明石の姫君の出産

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 京都市上京区で行われた風俗博物館の出張展示のこと。

「歳暮の衣配りの衣裳をまとった登場人物紹介」に引き続き、
2004年2月に岩神座ホールで撮影した
風俗博物館の出張展示の様子です。


寝殿北廂にて、
『源氏物語』<若菜上>より
「明石の姫君の出産」が
展示されていました。

六條院 冬の御殿に見立てられています。


源氏41歳の3月10日すぎ、
春宮妃である明石の姫君は13歳で
初めての出産を経験します。



当時、貴族の邸宅では
日常の室礼(しつらい)とは別に、
白一色の調度が置かれた産室が作られました。






御帳台(みちょうだい)の中に
出産を迎えようとする明石の姫君がいます。






明石の姫君付きの女房たちは
物の怪(もののけ)を追い払うための
打撒(うちまき)をし、
御前には米が撒き散らされています。








出産準備をする女房たち。




読経する高僧たち。


憑坐(よしまし)の女童(めのわらわ)には
悪霊が乗り移り、もがき苦しんでいます。





庭上では、
陰陽師が悪霊退散と安産祈願の修法を唱えています。







同じく、庭上では
妖魔退散をはかり殿上人が
鳴弦(めいげん)をしています。

※鳴弦=魔除けのために矢をつがえない弓の弦をはじき鳴らす作法。







 貴族の遊び~蹴鞠~へ続きます。






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【京都・風俗博物館 出張展示】 2004年2月撮影 貴族の遊び~蹴鞠~ その1

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 京都市上京区で行われた風俗博物館の出張展示のこと。

「明石の姫君の出産」に引き続き、
2004年2月に岩神座ホールで撮影した
風俗博物館の出張展示の様子です。


中庭にて、
「貴族の遊び~蹴鞠~」が
展示されていました。









東の対から見た中庭での蹴鞠の様子です。







東の対の簀子にて
檜扇をかざす女房たち。




東の対から見た透渡殿。




南西から見た透渡殿。




透渡殿の前に広がる庭では、
子どもたちが遊んでいる様子が
展示されていました。

可愛らしい姿でしたので、次回ご紹介します。





 貴族の遊び~蹴鞠~ その2へ続きます。





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【京都・風俗博物館 出張展示】 2004年2月撮影 貴族の遊び~蹴鞠~ その2

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 京都市上京区で行われた風俗博物館の出張展示のこと。

「貴族の遊び~蹴鞠~」その1に引き続き、
2004年2月に岩神座ホールで撮影した
風俗博物館の出張展示の様子です。


透渡殿の前に広がる庭にて
童や女童たちが遊んでいる姿が展示されていました。

様々な角度から撮った
愛らしい子どもたちの様子をご覧ください。





猫と遊ぶ女童たち。






蹴鞠で遊ぶ童たち。











 局にて:女房の日常~碁と双六あそび~へ続きます。






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【京都・風俗博物館 出張展示】 2004年2月撮影 局(つぼね)にて~女房の日常~

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 京都市上京区で行われた風俗博物館の出張展示のこと。

「貴族の遊び~蹴鞠~」その2に引き続き、
2004年2月に岩神座ホールで撮影した
風俗博物館の出張展示の様子です。

局(つぼね)では、
「女房の日常~碁と双六あそび~」が
展示されていました。


 碁に興じる女房たち


上から見たところ。


横から見たところ。












 双六に興じる女房たち






横から見たところ。



上から見たところ。






 オプション:装束体験 その1へ続きます。






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【京都・風俗博物館 出張展示】 2004年2月撮影 オプション:装束体験 その1

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 京都市上京区で行われた風俗博物館の出張展示のこと。

「女房の日常~碁と双六あそび~」に引き続き、
2004年2月に岩神座ホールで撮影した
風俗博物館の出張展示での様子です。


出張展示の期間中、会場では
実物大の調度品が置かれたコーナーもありまして
自由に記念撮影も可能でした。


また、オプションとして、お得なお値段で
狩衣姿または物詣姿で外を散策できるコースと
十二単を着て室内で自由に過ごせるコースもありました。

2004年当時、2月・3月と連続して
友人たちと体験しに伺ったのを懐かしく思います。

(以下の写真は同行した友人たちに撮っていただきました。
 ありがとうございました!!)


※黒髪ロングヘアのウィッグは友達からおかりしたものです。
オプションに含まれません。



 十二単着装コース


壁代(かべしろ)を背景に。
ポーズは『百人一首』の歌人、
式子内親王が描かれた絵をもとに真似てみました。


調度品に囲まれて。
ポーズは『百人一首』の歌人、
小野小町や赤染衛門が描かれた絵をもとに真似てみました。



4分の1サイズの寝殿造模型の前にて。
(檜扇をかざす女房の真似です。/笑)



葱華輦(そうかれん)に乗ることもできました。



実物大人形の舞人と一緒に♪






 オプション:装束体験 その2へ続きます。





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【京都・風俗博物館 出張展示】 2004年2月・3月撮影 オプション:装束体験 その2

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 京都市上京区で行われた風俗博物館の出張展示のこと。

オプション:装束体験 その1 に引き続き、
2004年2月・3月に岩神座ホールで撮影した
風俗博物館の出張展示での様子です。

オプション(有料)で
物詣姿を体験して会場内と周辺で
自由に記念撮影をすることができました。



 物詣(ものもうで)姿<壺装束姿>


2004年2月撮影。

物詣姿は、公家や武家の女性が外出する際の姿です。
袿をからげ、裾をつぼめています。



市女笠(いちめがさ)をおかりすることもできました。
「むしのたれぎぬ」のおかげで外からは顔が見えにくいです。
外を散策中のひとコマ。

※黒髪ロングヘアのウィッグは友達が持参したものをおかりしました。





2004年3月撮影。



周辺散策から会場に戻って、
袿姿となることも可能でした。


※現在は行われていませんのでご注意くださいませ。




以上、2004年2月・3月における風俗博物館出張展示の様子でした。







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【日常】 退院しました♪元気です!!

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 私のささやかな日常。

Twitterでご存知の方も多いと思いますが
こちらでも改めてご報告。

今月初めから入院していまして
手術を受け、無事に退院しました。

今は適度に動きつつ、
ゆったり過ごしています。


手術前は
「全身麻酔で意識がなくなるのってどんな感じだろう?」とか
「手術室の中はどんなかしら?」なんて思いつつ
ワクワクしていました。(笑)


手術室に入った私の第一声が
「テレビで見るのと同じですね!」
と、きょろきょろ観察。



人生初めての全身麻酔では
麻酔の点滴が始まると同時に
ストンと意識がなくなり、
術後、声をかけられただけで
(肩も叩かれていたのかも?)
意識が覚めたことに感動しました。

寝ている間にすべて終わるのですねー。


手術をした夜は、痛みで眠れない上に
寝返りをするのも一苦労でしたけれども。





今は元気です!!







 癒しの雑誌たち。

退院後、家族に車を出してもらって本屋さんへ。




・「和楽」新春特大号  なぜ「琳派」はこんなに人気なのか!?
・「芸術新潮」12月号  王朝のかがやき、ふたたび 平等院鳳凰堂
・「MOE」1月号 羽海野チカをつくったもの

雑誌3冊を購入しました。

これからゆっくり読みます。






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【日常】 京都 時雨殿にて「百人一首の時代の装束着装体験」をしてきました♪

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 11月の京都旅行でのこと。

京都市右京区にある、
小倉百人一首の殿堂 時雨殿にて
「百人一首の時代の装束着装体験」をしました。

 ※時雨殿 公式サイト
 ⇒ http://www.shigureden.or.jp/
 ⇒ http://www.shigureden.or.jp/info/001933.html


2014年12月現在、時雨殿2階では
「百人一首の時代の装束着装体験」と題した
有料・事前予約制の体験コーナーが設けられています。

 1、袿
 2、女官朝服
 3、狩衣
 4、文官朝服

この4つの中から選ぶことができます。
子ども向けの衣裳も用意されているそうです。



今回、私が体験したのは奈良時代の女官朝服。



屏風を背景に。




領巾(ひれ)<比礼(ひれ)>を振るってこんな感じですやろか。



座ってみたところ。
床に広がる裙(も)<裳(も)>が素敵でした。

※裙(も)<裳(も)>は巻きスカートのようになっています。




背子(はいし・からぎぬ)の文様も素敵♪



御帳台(みちょうだい)に入ることも可能です。



奈良時代の女官朝服と
平安中期に成立した女房装束<十二単>とを
比較するのもおもしろいかも。


ベストのような形をした背子(はいし・からぎぬ)が
唐衣(からぎぬ)へと変化。

巻きスカートのようだった裙(も)が
後ろだけを覆う裳(も)へと変化しました。

どのように変わっていったのか気になるところです。





 ご参考までに。

当方のwebサイト「平安時代好きの京都旅行記」内に
奈良時代と平安時代の比較というページを作成しています。

よろしければこちらもご覧くださいませ。






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【日常】 「源氏物語ミュージアム ベイクドクッキー」をいただきました♪

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 私のささやかな日常。

2014年11月末に
宇治市源氏物語ミュージアムを訪ねました。

ミュージアム内のショップ「花散里」にて
『源氏物語ミュージアム ベイクドクッキー』を購入。

おいしくいただきました。




包装紙も華やか。

源氏物語の「宇治十帖」についての
解説文が掲載されています。



クッキーは12枚入り。



ココア風味でおいしかったです。

何枚でも食べられそう♪
これはリピーターになってしまいますね。

お土産にも喜ばれると思います。






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【日常】 まいまい京都 「中世都市嵯峨をあるく」 に参加しました♪

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 11月の京都旅行でのこと。

11月29日(土)の午前中は
住民がガイドする京都のミニツアー
「まいまい京都」に初めて参加しました。

 ※まいまい京都
 ⇒ http://www.maimai-kyoto.jp/


ツアー名はこちら!

【嵯峨】考古学研究者とめぐる、幻の巨大都市・嵯峨
 ~今も残る中世の都市計画!600年前の地図で嵯峨を歩く~


ガイドは、考古学・歴史学研究者で
同志社女子大学の教授 山田邦和先生でした。


いつか参加したいと思っていた「まいまい京都」。
やっと念願叶いました。

とても楽しかったです!!




 コースルート 【距離:約3.0km】

JR「嵯峨嵐山」駅→ 1.龍門橋 → 2.長慶天皇陵(慶寿院跡) →
3.晴明塚 → 4.渡月橋北詰 → 5.天龍寺山門 → 6.長辻通 →
7.毘沙門堂 → 8.嵯峨釈迦堂(清涼寺)  → (解散)





JR「嵯峨嵐山」駅から嵐山方面を見ると
霧がかかっているようで
これから始まるツアーがより楽しみに♪

嵯峨都市全体のメイン・ゲートであった
「天下龍門」が建っていたあたりは龍門町という地名が残り、
そこに架かる橋には龍門橋の名が付けられていました。

南朝の三代目の天皇・長慶天皇の陵墓へ。
(個人的には、宮内庁による説明板での謎が解けたことがツボにはまりました。)

平安時代の陰陽師・安倍晴明の墓所と伝わる
晴明塚も初めて訪ねました。






雨上がりの渡月橋と嵐山の景色が美しい!
葛野大堰に興味津々。

謡曲史跡「小督塚」を見つつ、次は天龍寺へ。






中世都市嵯峨の中心だった天龍寺。
今回、拝観はしていませんが境内の紅葉が綺麗でした。

嵐電「嵐山」駅の前、南北方向に伸びる長辻通は
中世には「朱雀大路」、「出釈迦<しゅしゃか>大路」と
呼ばれていたのだとか。
中世都市嵯峨のメイン・ストリートだったそうです。

長辻通と丸太町通の交差点の西南に毘沙門堂があります。
ふだん歩いていたら見逃しそうな小さなお堂でした。

最後に嵯峨釈迦堂の名で知られる清凉寺へ。
平安時代前期の左大臣・源融の別業である
栖霞観(せいかかん)を寺院としたもの。
もともとは栖霞寺と呼ばれていました。

今回のツアーはここで解散となりました。

ご一緒した皆さま、ありがとうございました。
また機会あれば「まいまい京都」に参加したいです。






 昼食。

まいまい京都アフターにて。

お時間のご都合がよかった皆さまと
清凉寺近くの「めん茶屋かかし」で昼食をとりました。


私がいただいた「湯葉うどん」。

大きなエビの天ぷらに湯葉、生麩など
乙女の心をわしづかみ。







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【情報】 宇治市源氏物語ミュージアムにて企画展「モノが語る平安時代」開催中。~2月15日まで

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 源氏物語に関連する情報です。

京都府宇治市、
源氏物語ミュージアムにて現在、
企画展「モノが語る平安時代」が開催中です。

~2015年 2月15日(日)まで


“源氏物語の書かれた平安時代。
 平安京とはどのような都だったのでしょう。
 平安時代の出土遺物とともに
 1000年前にタイムスリップし、
 当時のくらしや文化を紹介します。”


 ※宇治市源氏物語ミュージアム 公式サイト
 ⇒ http://www.uji-genji.jp/




興味を惹かれます。
お近くにお住まいの方もそうでない方もどうぞ。




 当方のwebサイト内でのミュージアム紹介ページ

 ・『花橘亭~源氏物語を楽しむ~』「宇治市源氏物語ミュージアム」






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【三重県明和町】 いつきのみや歴史体験館にて第16回「追儺(ついな)のまつり」開催!

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 三重県明和町 観光大使のひとり なぎ です。

三重県多気郡明和町斎宮にある
いつきのみや歴史体験館にて
第16回「追儺のまつり」が行われます。

 【開催日】 平成26年12月23日(祝・火)

 【時 間】 12時~15時


“平安時代の宮中で大晦日に行われていた『ついな』
 新年の幸を願う行事を再現します”



 講演会:午後1時~

 【演 題】 『追儺のまつりと平安時代の鬼』
 【講 師】  榎村寛之氏(斎宮歴史博物館学芸普及課長)
 【場 所】  いつきのみや歴史体験館 館内



 儀式:午後2時ごろ~

 ◆祭文・練り歩き・けじめの弓矢



 ※いつきのみや歴史体験館 公式サイト
 ⇒ http://www.itukinomiya.jp/





お近くにお住まいの方もそうでない方もどうぞ。





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【情報】 京都 渉成園にて「京ことばで語る源氏物語 六条院の栄華―初音の巻」開催

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 源氏物語に関連する公演情報です。

京都市下京区にある渉成園<枳殻邸>にて
以下のタイトルのイベントが行われます。

 高瀬川開削400周年 記念事業
 京ことばで語る源氏物語
 「六条院の栄華―初音の巻」

 【日時】 2015年1月12日(月・祝) 開演 午後2時~

 【会場】 名勝 渉成園<枳殻邸> 閬風亭(ろうふうてい)

 【内容】
 
 第一部 源氏物語について ≪お話≫  哲学者・宗教学者 山折哲雄先生
 第二部 京ことば源氏物語≪衣配り~初音の巻≫ 女房語り 山下智子さん



 お申込み・詳細はこちらのサイトをどうぞ。

 ※高瀬川開削400周年記念事業
 ⇒ http://www.takasegawa400.com/






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