

朱雀院行幸・放島(ほうとう)の試み~夕霧艱難辛苦の立身出世~ その2 に引き続き、
2010年3月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。
東の対 東廂・南廂において
『源氏物語』<藤裏葉>より
「六條院四季絵巻~卯月 灌仏会(かんぶつえ)~」
の場面が展示されていました。


<博物館レジュメより>
“源氏39歳(太政大臣)の4月8日、六條院において釈迦の誕生を祝う法会である灌仏会が盛大に執り行われた。
この日を迎える前日には、長年にわたり政敵であった源氏と内大臣(若き頃の頭中将)の確執ゆえに、許されなかった夕霧と雲居雁の婚礼が成立しためでたさの中で迎える灌仏会であった。”


“源氏の私邸である六條院において執り行われた灌仏会は、寺より誕生仏を借り受けて宮中通りの作法で行われ、宮中清涼殿においては昼に行われていたが、六條院では灌仏会の導師を務める僧侶がおそくに参上したので、日が暮れてからの始まりとなった。”

灌仏会のために寺から誕生仏を借り受けています。

写真左側に写っているのが源氏です。

写真右側から
源氏、内大臣、柏木、夕霧。

夕霧。
結婚二日目を迎え、気もそぞろです。


各御殿から使者として訪れた女童たち。
季節の花などで美しく飾られた僧へのお布施の料紙を
台盤の上に献じています。

母屋の奥には
紫の上(写真中央)と明石の姫君(後ろ姿)もいました。

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