

紫の上による法華経千部供養 その3 に引き続き、
2007年1月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。
局(つぼね)では
女房の日常が展示されていました。


鏡に顔が映っています。
髪を櫛で梳いてもらっている女房。

髪の通常の手入れのことを「泔(ゆする)」といいます。
米のとぎ汁を髪を梳くために用いました。

米のとぎ汁を入れた容器を「泔杯(ゆするつき)」といいます。



<博物館レジュメより>
“偏つぎとは、主として女性や幼い子が漢字の知識を
競い合った遊びで、偏(へん)と旁(つくり)に分かれた
札を使った様々な遊び方がある。
例えば、漢字の旁に偏をつけて文字を完成させる、
あるいは旁の札を出して、これに様々な偏をつけた
文字を考えさせ、続けられない者、または読めない者を
負けとする遊びである。”

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