京都市下京区にある風俗博物館のこと。
女楽 に引き続き、
2006年4月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。
寝殿西廂では
『源氏物語』<幻>より
「入道の宮~出家した後の女三の宮のもとを訪ね亡くなった紫の上を偲ぶ源氏~」
の場面が展示されていました。
舞台は、春の御殿 寝殿西面(にしおもて)と見立てられています。
展示全体の様子。
博物館レジュメより
“源氏51歳の夏、最愛の紫の上がこの世を去る
(享年43歳)。
年が改まり、六條院に再び春がおとずれ、春を愛でた
紫の上の庭に花々が咲き乱れている。”
源氏はなんとも所在ないので
入道の宮(女三の宮)のもとを訪ねました。
源氏。
白無紋直衣姿
(服喪の期間を過ぎ、平常服であるが、故人への
心の喪の表れとして、地味に装っている。)
入道の宮(女三の宮)。
五條袈裟姿。
匂宮(6歳)も紫の上ゆかりの女房に抱かれて
一緒にいらっしゃっいました。
女房:鈍色服喪唐衣裳姿。
(紫の上を偲んで喪が明けても鈍色の服を
そのまま着ている。)
薫(5歳)
匂宮と薫は無邪気に走り回って遊びます。
入道の宮(女三の宮)は仏の御前で読経しています。
“柏木との不義の子である薫をもうけた女三の宮は、
その罪の重さに耐えかね、出家し、今は勤行の日々を
おくっていた。”
閼伽(あか)棚に向かう女房。
実物大展示室へ続きます。
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☆チェック!:Amazon/源氏物語の関連本
女楽 に引き続き、
2006年4月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。
寝殿西廂では
『源氏物語』<幻>より
「入道の宮~出家した後の女三の宮のもとを訪ね亡くなった紫の上を偲ぶ源氏~」
の場面が展示されていました。
舞台は、春の御殿 寝殿西面(にしおもて)と見立てられています。
展示全体の様子。
博物館レジュメより
“源氏51歳の夏、最愛の紫の上がこの世を去る
(享年43歳)。
年が改まり、六條院に再び春がおとずれ、春を愛でた
紫の上の庭に花々が咲き乱れている。”
源氏はなんとも所在ないので
入道の宮(女三の宮)のもとを訪ねました。
源氏。
白無紋直衣姿
(服喪の期間を過ぎ、平常服であるが、故人への
心の喪の表れとして、地味に装っている。)
入道の宮(女三の宮)。
五條袈裟姿。
匂宮(6歳)も紫の上ゆかりの女房に抱かれて
一緒にいらっしゃっいました。
女房:鈍色服喪唐衣裳姿。
(紫の上を偲んで喪が明けても鈍色の服を
そのまま着ている。)
薫(5歳)
匂宮と薫は無邪気に走り回って遊びます。
入道の宮(女三の宮)は仏の御前で読経しています。
“柏木との不義の子である薫をもうけた女三の宮は、
その罪の重さに耐えかね、出家し、今は勤行の日々を
おくっていた。”
閼伽(あか)棚に向かう女房。
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