

平家落人伝説の秘境・宮崎県椎葉村 第1話 の続きです。
昼食後、「鶴富屋敷」を見学しました。

■鶴富屋敷(那須家住宅)
所在地:宮崎県東臼杵郡椎葉村上椎葉
椎葉村 第1話で書きましたように
鶴富姫と那須大八郎の恋物語の舞台。

現在の建物は約300年前に
建てられたと考えられているそうです。

国指定重要文化財の建物です。
大きく太い材料を使用した
椎葉独特の型式で建てられています。

思わず座りたくなる(?)縁側。

ツアーでお越しの方が多かったです。

鶴富屋敷の間取りは
「ござ」・「でい」・「つぼね」・「うちね」・「どじ」と
なっています。

「ござ」・・・神仏を祭る神聖な場所。

「でい」・・・一番広い部屋。
客間として用いられ冠婚葬祭などの行事もおこなわれたそうです。

「つぼね」・・・夫婦部屋。

「うちね」・・・茶の間。

「どじ」・・・土間のこと。

屋根の様子。

遠景。
晴天に恵まれよかったです。
鶴富屋敷裏手の東側に
鶴富姫の墓があるのだそうです。
今回は訪ねることができず残念。

そして、歩いてすぐそばにある椎葉民俗芸能博物館へ。

■椎葉民俗芸能博物館
所在地:宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1822番地4
椎葉村に受け継がれてきた
儀礼、慣習、民族文化を紹介されている博物館です。

外壁。

1階入り口。

4階出口。
椎葉厳島神社の境内につながっています。

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