

「豊明節会に行われる五節舞」に引き続き、2003年8月に
風俗博物館を訪ねて撮影した展示の様子です。
寝殿北廂では、『源氏物語』<玉鬘>より
「歳暮の衣配り」が展示されていました。

展示 全景。

源氏35歳の年の暮れ、六條院において
女君たちにふさわしい正月用の装束を整えました。


紫の上
“紅梅のいと紋浮きたる葡萄染の御小袿、今様色のいとすぐれたるとは、かの御料”

明石の姫君
“桜の細長に、艶やかなる掻練取り添えては、姫君の御料なり。”

花散里
“浅縹の海賦の織物、織り様なまめきたれど、にほひやかならぬに、いと濃き掻練具して、夏の御方に、”

玉鬘
“曇りなき赤きに、山吹の花の細長は、かの西の対に奉れたまふ。”

末摘花
“柳の織物の、よしある唐草を乱れ織れるも、いとなまめきたれば、”

明石の御方
“梅の折枝、蝶、鳥、飛びちがい、唐めいたる白き小袿に、濃きが艶やかなる重ねて、明石の御方に、”

空蝉
“青鈍の織物、いと心ばせあるを見つけたまひて、御料にある梔子の御衣、聴色なるを添へたまひて、”

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