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【太宰府】 九州国立博物館で重要文化財「駒競行幸絵巻」が見られるのは7月27日(日)まで!

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 平安時代に興味がある方には貴重な機会です。

福岡県太宰府市、九州国立博物館 3階では
特別展「クリーブランド美術館展 名画でたどる日本の美」が開催中です
〜8月31日(日)まで。



特別展を記念して、4階文化交流展示室 関連第11室において
特別公開「海を越えた再会 クリーブランド美術館の仲間たち」が開催中。
〜8月24日(日)まで。



特別公開「海を越えた再会 クリーブランド美術館の仲間たち」
において、私が最も楽しみにしていたのが
大阪府和泉市の和泉市久保惣記念美術館が所蔵されている
重要文化財「駒競行幸絵巻(こまくらべぎょうこうえまき)」の特別展示です。

この絵巻の展示期間は、
7月15日(火)〜27日(日)までと短期間です。
ご興味がおありの方はぜひ実物をご覧ください。

とても美しい華やかな絵です!!

 ※九州国立博物館
 ⇒ http://www.kyuhaku.jp/
 ⇒ http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_pre121.html


 駒競行幸絵巻(こまくらべぎょうこうえまき)とは

『栄花物語』巻23「こまくらべの行幸」に
記されている場面をもとに描いた絵巻。

鎌倉時代<13〜14世紀>の作。

平安時代、1024年9月19日、
関白・藤原頼通の邸宅「高陽院(かやのいん・かやいん)」で、
後一条天皇や東宮<のちの後朱雀天皇>を招いて競馬が行われました。

寝殿造の建物には公卿たちが座って並び、
庭に広がる池には龍島鷁首(りゅうとうげきしゅ)の舟が浮かんでいます。


 ※和泉市久保惣記念美術館
 ⇒ http://www.ikm-art.jp/


 「高陽院」はどこにあったのか

現在の京都市上京区、堀川丸太町の交差点東側にありました。
高陽院跡をしめす説明板があるそうです。




 特別公開の図録



九州国立博物館での
特別公開「海を越えた再会 クリーブランド美術館の仲間たち」の
図録(というかパンフレット?A4サイズ。20ページ。)も美しくてわかりやすく素敵です。




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【鑑賞】 九州国立博物館 特別展「クリーブランド美術館展 名画でたどる日本の美」に行ってきました!

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 7月17日(木)、太宰府でのこと。



福岡県太宰府市、九州国立博物館で開催中の
特別展「クリーブランド美術館展 名画でたどる日本の美」の感想です。

 ※当ブログは、九州国立博物館の第31回「ぶろぐるぽ」にエントリーしています。
 展示写真は、九州国立博物館より提供いただきました。



入り口の様子。
“全米屈指の規模と室を誇るクリーブランド美術館コレクションが里帰り”
クリーブランド美術館はアメリカ・オハイオ州にあります。


■第1章 仏と人の姿―平安からか鎌倉時代の絵画


仏画を見るのが好きな方には特にオススメです。


「二河白道図(にがびゃくどうず)」
現世<此岸>から極楽浄土<彼岸>への行きかたがわかる図です。
パネルでの解説が丁寧なので興味深く見ました。



「釈迦如来像」
“伊藤若冲が「動植綵絵」24幅とともに
 相国寺に寄進した釈迦三尊像の原本となった作品”だとか。


■第2章 移ろいゆく四季と自然―室町から安土桃山時代を中心に


全体的に屏風が多い印象です。


広々としたスペース。
離れた位置から座って見られるのもいいですね。


「龍虎図屏風」
ユーモラスな雰囲気がある龍と虎の図です。
愛嬌のあるお顔でした。

照明が時間によって変化していくのがおもしろかったです。



■第3章 多彩な自然と人の表現―江戸時代から明治へ


「雷神図屏風」
今回の特別展のポスターやチラシで使われている絵です。
おおらかな筆使いが魅力的。
もともとはこんな絵だったのですね。(゜_゜)(。_。)(゜_゜)(。_。) ウンウン




「近江名所図屏風」

唐崎の松と石山寺の桜が描かれています。
石山寺は好きなお寺のひとつなので
今回見ることができて嬉しかったです。



「地獄太夫図」

名前はおどろおどろしいですが
着物にはよく見ると七福神の姿があり、めでたい雰囲気があります。
美人さんでした。



「燕子花図屏風(かきつばたずびょうぶ)」
渡辺始興 筆。
おおぶりな花々がリズミカルに見えました。



「蔦の細道図屏風」
深江蘆舟 筆。
『伊勢物語』を題材とされている優美な絵でした。



■終章 近代西洋の人と自然


最後は、特別出品の作品たちです。
もっと広いスペースでゆったり見たかったかも。


写真左から
「読書」 ベルト・モリゾ
「アンティーブの庭師の家」 クロード・モネ
「画家の妹 ローラ」 パブロ・ピカソ


「トラとバッファローの戦い」 アンリ・ルソー



以上、九州国立博物館の
特別展「クリーブランド美術館展 名画でたどる日本の美」で
印象に残ったことを書きだしてみました。

ジャンルの異なるいろいろな美術品を
一堂に見ることができてオイシイ展覧会でした。

この特別展は、8月31日(日)までの開催です。

 ※九州国立博物館 公式サイト
 ⇒ http://www.kyuhaku.jp/
 ⇒ http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s36.html




特別展をご覧になったあとは
4階の文化交流展示室 関連第11室において開催中の
特別公開「海を越えた再会 クリーブランド美術館の仲間たち」もどうぞ。



こちらも見応え充分

重要文化財「駒競行幸絵巻」を見られるのは、7月27日(日)までです。


 九州国立博物館の外では・・・蓮が咲いていました。



暑い中、蓮の花が清涼感をもたらしてくれます。


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【おえかき】 『源氏物語』より「葵上」

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 趣味で描いているイラストのご紹介です。

Twitterで行われている
#源氏物語深夜の真剣創作60分一本勝負 に
参加すべく、第2回目のお題:葵上 を
私なりに描いてみました。


↑クリックで拡大します。
色鉛筆画。


少しでも幸福そうな葵上を
描いてみたかったのでした。

 ※pixivにも同じイラストをUPしています。
 「源氏物語」 葵の上 | なぎ [pixiv]
 ⇒ http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=44709938
 


ご覧くださりありがとうございました。



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【本】 別冊宝島「源氏物語 絵巻54帖」 上・下

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 源氏物語に関する本の情報です。

7月15日(火)、宝島社から
「源氏物語 絵巻54帖 上 (別冊宝島 2216)」と
「源氏物語 絵巻54帖 下 (別冊宝島 2217)」が
同時発売されました。

価格:本体1300円+税

 ※宝島社
 ⇒ http://tkj.jp/
 ⇒ http://tkj.jp/book/?cd=20221601
 ⇒ http://tkj.jp/book/?cd=20221701




国宝「源氏物語絵巻」の源氏絵と
国内・国外で所蔵されている源氏絵が様々に掲載。

本には、『源氏物語』各帖の
あらすじと読みどころも掲載されています。

源氏絵を見るのが好きな方にはオススメの2冊(上・下)です。
繰り返し、うっとり眺めています。

  



 広島県尾道市、浄土寺所蔵の「源氏物語図扇面散屏風」の特別公開について。

11月1日(土)〜2日(日)、
浄土寺にて夜間拝観が行われるそうです。

この期間中、方丈にて
「源氏物語図扇面散屏風」が特別公開されるのだとか。

お近くにお住まいの方はぜひどうぞ。

 ※真言宗泉涌寺派 大本山 浄土寺
 ⇒ http://www.ermjp.com/j/temple/




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【三重県明和町】 斎宮歴史博物館 夏季企画展「かたドール!−さまざまな形の形象埴輪−」開催中

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 三重県明和町 観光大使のひとり なぎ です。

三重県多気郡明和町、
斎宮歴史博物館では現在、
夏季企画展「かたドール!−さまざまな形の形象埴輪−」
が開催中です。

〜8月31日(日)まで。

 ※斎宮歴史博物館
 ⇒ http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/saiku/index.shtm
 ⇒ http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/saiku/event/index.htm

お近くにお住まいの方もそうでない方もどうぞ。


 
 
 伊勢斎宮と斎王―祈りをささげた皇女たち (塙選書)



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【情報】 京都 時雨殿にて「百人一首入門講座」(第29回 紫式部・大弐三位) 9月21日(日)開催

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 百人一首と紫式部に関する情報です。

京都市右京区 嵐山にある
小倉百人一首の殿堂 時雨殿 では
「百人一首をこれから学びたい」
「100首の歌と100人の歌人をゆっくりじっくり学びたい」という方向けの
『百人一首入門講座』が毎月行われています。

講師は、
『百人一首』の専門家で
時雨殿の館長でいらっしゃる
吉海直人先生(同志社女子大学教授)です。

講座の第29回では、
紫式部と大弐三位の歌について
紹介される予定なのだとか。

紫式部と大弐三位は母と娘の関係です。

 ※時雨殿
 ⇒ http://www.shigureden.or.jp/
 ⇒ http://www.shigureden.or.jp/info/001850.html


 57 めぐりあひて 見しやそれとも 分かぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな(紫式部)

 58 ありま山 ゐなの笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする(大弐三位)


講座の開催日時は、
2014年9月21日(日) 14:00〜15:00




『源氏物語』に関する著書もある
吉海直人先生がどのようにお話になるのか
興味津々です。


 
 こんなに面白かった「百人一首」 (PHP文庫)



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【情報】 『源氏物語』に登場する末摘花はハーフだったのかも!?

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 源氏物語に関連する情報です。

マイナビウーマンで
こんな記事をみつけました。

 ※マイナビウーマン 2014.07.23
 実はハーフ美人だった!? 『源氏物語』屈指のブサイク女子の素顔にせまる
 ⇒ http://woman.mynavi.jp/article/140723-24/


『源氏物語』に登場する末摘花は、
物語中、当時の美的感覚からは
逸脱した容貌の女性だったと描かれています。

・居丈が高く、胴長。
・鼻が象のように高く長々と伸びていて、先端がちょっと垂れて赤く色づいている。
・肌は白く、青ざめている。

といった特徴が挙げられています。


末摘花のモデルと噂されている人物は男性ですが、
平安時代前期の官人・源邦正(みなもとのくにまさ)だとか。

祖父は醍醐天皇。
父は重明親王という人物です。

源邦正は、顔が青白かったことから
人々が「青経の君」と称して笑ったともいいます。

そんな彼ですが、
“この源邦正の母親は、
 通称「(イラン系の外国人である)ソグド人」
 だったという説もある”そうです。


“ちなみに末摘花にも、鼻がやたらと高すぎるという設定があるわけですが、
 本当に源邦正がイラン系の母を持つ男であったのなら、顔色はともかく、
 平安時代の理想とされた「クッキリハッキリした容貌」の持ち主だったんじゃないの
 と思いませんか?
 同時に末摘花もブスどころか、ホントはハーフ系の美人だったのでは、とも……。”



もしも、末摘花がハーフで
現代基準での美人系の容貌だったとしたら
おもしろいですよね。

興味深いです!!



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【京都・風俗博物館〜よみがえる源氏物語の世界〜】 2000年「玉鬘の人生」

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京都市下京区にある風俗博物館のこと。

1998年から
「源氏物語〜よみがえる源氏物語の世界〜」を
展示されている風俗博物館。

私は1998年から
風俗博物館へ行くようになり、
2000年以降はデジカメで
展示の様子を撮影しています。

これから 京都・風俗博物館 というカテゴリーで
時々、過去の展示の様子をご紹介していきたいと思います。

今回は2000年に行われた「玉鬘の人生」での様子です。


 玉鬘の裳着(もぎ)





玉鬘の背後に立っている男性が
玉鬘の実父・内大臣です。


 祖母・大宮の喪に服す玉鬘



光源氏の息子・夕霧と御簾越しに対面。
夕霧も大宮の孫なので喪服姿です。




藤袴を手にした夕霧。


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【京都・風俗博物館】 2000年秋 実物大展示室

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

2000年夏、
二千円札(二千円紙幣)が発行されました。
ウラ面には、『源氏物語』の作者である
紫式部の肖像<紫式部日記絵巻の一部>が
印刷されたのでした。

風俗博物館さんの実物大展示室にて、
その部分を二枚格子ではなく
一枚格子で表したのがこちらの写真です。



一枚格子を上げる女君。
御簾の向こうには男君の姿が・・・。

(男君の写真を撮り忘れたのが悔やまれます。


角度を変えて。
一枚格子は内側に上げます。



御帳台の横には束帯姿の男君がいらっしゃいました。

(写真がボケボケです。


几帳に隠れるようにおわすのは
細長姿の女君でした。


細長姿を後ろから見た様子も素敵です。


前から見たところ。

“曇りなく赤い袿に山吹の花の細長”という組み合わせなので
『源氏物語』に登場する玉鬘をイメージして制作された細長なのかもしれません。



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【おえかき】 『源氏物語』より「宇治十帖」

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 趣味で描いているイラストのご紹介です。

Twitterで行われている
#源氏物語深夜の真剣創作60分一本勝負 に
参加すべく、第3回目のお題:宇治十帖 を
私なりに描いてみました。


↑クリックで拡大します。
色鉛筆画。

宇治十帖といえば、
いろいろな人物が思い浮かびますが
薫・宇治の大君・浮舟の3人を描いてみました。

 ※pixivにも同じイラストをUPしています。
 「源氏物語」 宇治十帖 | なぎ [pixiv]
 ⇒ http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=44849175
 

ご覧くださりありがとうございました。


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【京都・風俗博物館〜よみがえる源氏物語の世界〜】 2001年 六條院春の遊びー蹴鞠と猫のいたずらー

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

2001年2月に風俗博物館にて撮影。
『源氏物語』<若菜上>より
六條院春の遊びー蹴鞠と猫のいたずらーです。



六條院春の町 寝殿前庭では
賑やかに蹴鞠に興じています。


蹴鞠をする人々。


蹴鞠を眺める
源氏と蛍兵部卿宮。


蹴鞠に疲れて階(きざはし)で休息をとる
夕霧<左側>と柏木<右側>。


その時、柏木は見てしまったのです!!


猫のせいで御簾が跳ね上がって
あらわになった女三の宮の姿を・・・。


御簾ごしに外を眺める女房たち。


 蹴鞠の後の宴に続きます。


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【京都・風俗博物館〜よみがえる源氏物語の世界〜】 2001年 六條院春の遊び 蹴鞠の後の宴

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

2001年2月に風俗博物館にて撮影。
『源氏物語』<若菜上>より
蹴鞠の後の宴の様子です。


六條院 春の町で
蹴鞠が行われたあと
宴となりました。

紫の上が住む東の対が舞台です。



高坏には
椿餅、梨、柑子のようなもの、干物
が並んでいます。


写真左から
光源氏・夕霧・柏木。若者たち。




御簾の奥では、
女房たちが宴の準備に大忙し。

この写真の奥にちらりと見えるのが紫の上です。
紫の上は樺桜の小袿、紅梅のかさねを着ています。




桜の枝をかざる女房。


 束帯の着装順序へ続きます。(後日、upします)



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【情報】 福岡市美術館 創元展<福岡展>にて 源氏物語画家・山口クスエさんの作品を見ることができます♪

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 親交のある源氏物語画家 山口クスエさんに関する情報です。

福岡市中央区にある福岡市美術館にて
第73回 創元展巡回展<福岡展>が行われます。

絵画が約250点展示されるのだとか。


 【会場】 福岡市美術館 特別展示室A・B

 【日程】 7月29日(火)〜8月3日(日)

 【料金】 一般 800円/大学生以下無料



この展覧会において、
源氏物語画家 山口クスエさんの作品も展示されるそうです。

展示作品について、
『源氏物語』宇治十帖を描いた大作のうちのひとつ、
総角(あげまき)と早蕨(さわらび)を描かれた絵だと
クスエさんからお聞きしました。

お近くにお住まいの方もそうでない方もどうぞ。
私も期間中に観に行く予定です。

 ※福岡市美術館
 ⇒ http://www.fukuoka-art-museum.jp/

 ※創元会
 ⇒ http://www.sogenkai.or.jp/
 ⇒ http://www.sogenkai.or.jp/sougenindex2.html



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【京都・風俗博物館〜よみがえる源氏物語の世界〜】 2001年 束帯の着装順序

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

2001年2月に風俗博物館にて撮影。

4分の1サイズの寝殿模型の北廂には
男性の装束である束帯(そくたい)の着装順序が
ひと目でわかるように展示されていました。

パネルで説明がされていたのですが
あいにくパネルそのものを撮影していませんでした。

※以下の簡単な文章は私が作成したものです。
誤りがあれば、ご指摘いただけますと助かります。

※私の撮影技術が未熟でボケボケの写真ばかりです。
どうぞご容赦くださいませ。



束帯の着装順序がわかるよう、
人形が7体、ずらりと並んでいました。



1、小袖に大口(おおぐち)袴 を着た状態です。
2、単(ひとえ)を着ます。

※単の上に衵(あこめ)を着ることもあったようです。



3、大口袴の上に表袴(うえのはかま)を穿きます。
4、下襲(したがさね)を着ます。



5、袍(ほう)[うえのきぬ][縫腋袍(ほうえきのほう)]を着ます。



6、石帯(せきたい)、平緒(ひらお)をつけて太刀(たち)を佩きます。



7、後ろ姿。

下襲(したがさね)の据(きょ)がとても長いです。




 雅楽の楽器展示へ続きます。(後日、upします。)



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【京都・風俗博物館〜よみがえる源氏物語の世界〜】 2001年 雅楽の楽器展示

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

2001年2月に風俗博物館にて撮影。

4分の1サイズの寝殿模型の西廂では、
雅楽の楽器を手にした人形が展示されていました。

※私の撮影技術が未熟でボケボケの写真ばかりです。
どうぞご容赦くださいませ。


左側:高麗笛(こまぶえ)
右側:龍笛(りゅうてき)



左側:篳篥(ひちりき)
右側:笙(しょう)



左側:三の鼓(さんのつづみ)
右側:鞨鼓(かっこ)



左から
鞨鼓(かっこ)、
鉦鼓(しょうこ)
楽太鼓(がくだいこ)



弦楽器は総称して「琴(こと)」と呼ばれます。

左から
琵琶(びわ)の琴
琴(きん)の琴
和琴(わごん)
筝(そう)の琴



 実物大展示室での展示へ続きます。(後日、upします。)




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【京都・風俗博物館】 2001年2月 実物大展示室

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

2001年2月に風俗博物館にて撮影。
実物大展示室の様子です。


廂(ひさし)で囲碁をする女房たち。
十二単姿です。

一枚格子は内側に上げられます。
実物大で展示されていることで
廂の広さや几帳のサイズも実感できますね。



囲碁をする女房の十二単姿。


こちらは、唐衣(からぎぬ)の上から裳(も)をつけています。
裳(も)の大腰や小腰の付き方がわかりやすいかも。



囲碁をする女房の十二単姿。


こちらは、裳(も)をつけた上から唐衣(からぎぬ)を着ています。



母屋側から御簾越しに十二単姿の女房たちを見るとこんな感じ。
私が立ったままの状態で撮影したせいもありますが、
若干、見下ろしているような視点になります。



母屋にいらっしゃった直衣姿の男君。


御帳台の写真を撮るのを忘れていました。


以上、2001年2月における風俗博物館の展示の様子でした。



 
 源氏物語 六条院の生活



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【おえかき】 『源氏物語』より 「女三の宮」

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 趣味で描いているイラストのご紹介です。

Twitterで行われている
#源氏物語深夜の真剣創作60分一本勝負 に
参加すべく、第4回目のお題: 女三の宮 を
私なりに描いてみました。


↑クリックで拡大します。
色鉛筆画。


光源氏のもとへ降嫁して間もないころをイメージ。

女三の宮は<若菜上>で
「いとらうたげに幼き様」とか
「いと御衣がちに、身もなく、あえかなり。」
と書かれていて、御召し物にうもれるかのような
小柄で華奢な女性だったようです。


 ※pixivにも同じイラストをUPしています。
 「源氏物語」 女三の宮 | なぎ [pixiv]
 ⇒ http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=44975350


ご覧くださりありがとうございました。



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【日常】 切手にたびたび登場!国宝「源氏物語絵巻」<宿木三>

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 私のささやかな日常。雑感。

趣味で集めいている
切手を眺めていてふと気づきました。

国宝「源氏物語絵巻」<宿木三>の絵の一部が
繰り返し切手のモチーフとなっていること

まずは、1964年に発行された
切手趣味週間の切手。





そして、
2008年頃(?)に発売された
徳川美術館のオリジナルフレーム切手。

赤い丸で囲んでいる部分が
<宿木三>をモチーフとされた切手です。





さらに、2008年に発売された
特殊切手『源氏物語』一千年紀。





続いて、2008年に発売された ふるさと切手。
地方自治法施行60周年記念シリーズ 京都府。






私が所持している切手だけでも
4回切手のモチーフとなっているのですね。

すごい!!


国宝「源氏物語絵巻」<宿木三>は
『源氏物語』に登場する
匂宮と中の君が描かれた絵なのですが
平安時代の男女が並んでいて
“『源氏物語』らしさ”があるのかもしれません。






 おまけ。

「源氏物語千年紀 ちゅう源氏の切手絵巻」でも
国宝「源氏物語絵巻」<宿木三>の構図で
描かれている切手がありました。

こちらも2008年に発売された
オリジナルフレーム切手です。



京都在住のイラストレーター ながたみどりさん作画の
ねずみのキャラクター「ちゅう源氏」による源氏物語の切手です。





 切手について、当方のwebサイト『花橘亭〜源氏物語を楽しむ〜』内でまとめています。

 ・切手にみる紫式部と『源氏物語』


どうぞご覧くださいませ。





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【京都・風俗博物館】 かつて設置してあった記念スタンプ

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

現在は設置されていないようなのですが、
かつて風俗博物館には記念スタンプが2種類
置いてありました。


冠直衣姿の男君のスタンプ。


袿姿の女君のスタンプ。
(おそらく猫を抱いていたのだと思います。)



今見ても、
素敵なスタンプですよね。

復活希望




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【これから発売される本】 吉川弘文館 「紫式部と平安の都」 (人をあるく) [単行本] (著:倉本一宏)

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 これから発売される紫式部に関する本の情報です。

吉川弘文館から現在、
人と地域をキーワードに読み解く
〈歴史探訪〉シリーズ『人をあるく』が発売中です。

A5判・並製・カバー装・平均160ページ
本体 各2000円(税別)

9月に刊行予定のタイトルは、
「紫式部と平安の都」。
著者は、倉本一宏先生です。


↓Amazonではただいま予約受付中↓

 紫式部と平安の都 (人をあるく)

内容紹介
 京都に探る『源氏物語』の舞台!
 世界最高の文学作品を生み出した、希代の天才の生涯を辿る。




発売がとても楽しみです。


 ※吉川弘文館
 ⇒ http://www.yoshikawa-k.co.jp/
 ⇒ http://www.yoshikawa-k.co.jp/news/n6904.html



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