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【情報】 滋賀県大津市 石山寺へと続く道に『源氏物語』に登場する草花とモニュメントを!

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 源氏物語や紫式部に関連する情報です。

滋賀県大津市にある石山寺。

紫式部は石山寺に参籠したことで
『源氏物語』を書く着想を得た
あるいは
『源氏物語』を書き始めた と伝わります。



そんな石山寺の最寄り駅は京阪「石山寺」駅です。

「石山寺」駅から石山寺までの参道(約800メートル)を
『源氏物語』に登場する草花やモニュメントで飾ろうという
取り組みが2月から始まるのだとか。

参道は「石山紫の道」と名付けられ
運営団体は、特定非営利活動法人「石山名月の会」 だそうです。


 ※詳細:毎日新聞 2014年01月27日 15時00分
 石山寺:参道に「源氏」ゆかりの花60種 紫式部の世界へ
 ⇒ http://mainichi.jp/select/news/20140127k0000e040219000c.html


 ※「石山紫の道」推進計画 公式サイト
 ⇒ http://www.murasakino-michi.com/



今後、参道がどのように整備されていくのか楽しみです。


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【情報】 東京 池袋コミュニティ・カレッジにて講座「和菓子と楽しむ『源氏物語』」開催

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 源氏物語の講座の情報です。

今回ご紹介する講座は
当サイトの読者の方からお知らせいただきました。
ありがとうございます。


東京都豊島区にある
池袋コミュニティ・カレッジにて
「和菓子と楽しむ『源氏物語』」という
講座が開催中だそうです。

『源氏物語』に登場する女君を一人ずつ取り上げ
女君をイメージした和菓子を味わう講座なのだとか。

興味を惹かれます〜。

1月は、紫の上が取り上げられ
「亥の子餅」を召しあがったのだそうです。

2月の女君は、藤壺
3月の女君は、末摘花。

それぞれどんなお菓子をいただけるのでしょう。
講師は、早稲田大学非常勤講師 栗山元子 先生です。

詳細はこちらをどうぞ。


 ※池袋コミュニティ・カレッジ
 ⇒ http://www.7cn.co.jp/7cn/culture/cc/

 2月27日(木)13:30〜15:00 -藤壺の造形について-
 ⇒ http://cul.7cn.co.jp/programs/program_653830.html

 3月27日(木)13:30〜15:00 -末摘花の造形について-
 ⇒ http://cul.7cn.co.jp/programs/program_653831.html




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【情報】 宇治市源氏物語ミュージアムにて企画展「江戸の源氏物語 よむ・みる・あそぶ」開催中

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 源氏物語の展覧会情報です。

京都府宇治市にある
源氏物語ミュージアムでは現在、
企画展「江戸の源氏物語 よむ・みる・あそぶ」が開催中です。

展示替えが行われ
“源氏物語のパロディー本でベストセラーの
「偐紫田舎源氏(にせむらさきいなかげんじ)」や、
注釈本「湖月抄」などが初展示されている。”
のだとか。


 ※詳細: 京都新聞 2014年01月30日 11時57分
 源氏物語の注釈本展示 宇治のミュージアム、パロディー本も初
 ⇒ http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20140130000055

この企画展は、2月16日(日)まで。


 ※宇治市源氏物語ミュージアム 公式サイト
 ⇒ http://www.uji-genji.jp/
 ⇒ http://www.uji-genji.jp/information/?infokbn_no=4


お近くにお住まいの方もそうでない方もどうぞ。



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【情報】 宇治市源氏物語ミュージアムにて六嶋由美子さんによる「ひとりがたり」開催。3月2日(日)

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 源氏物語に関連する情報です。

京都府宇治市にある
源氏物語ミュージアム 講座室にて
六嶋由美子さんによる「ひとりがたり」
源氏物語 第五十四帖 夢浮橋 が行われます。


 ひとりものがたり

 【日 時】 3月2日(日)14時〜15時30分
 【出 演】 語り:六嶋由美子/能管演奏:野中久美子
 【参加費】 500円
 【定 員】 80名

 往復はがきでの申し込みが必要です。
 申込み締め切りは、2月16日(日)必着。


詳細はこちらをどうぞ。

 ※宇治市源氏物語ミュージアム 公式サイト
 ⇒ http://www.uji-genji.jp/
 ⇒ http://www.uji-genji.jp/information/view.php?info_no=305



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【情報】 九博にて特別展「近衛家の国宝 京都・陽明文庫展」開催。前売券、発売開始!

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 藤原道長に関連する展覧会の情報です。

福岡県太宰府市にある九州国立博物館にて
特別展『華麗なる宮廷文化 近衞家の国宝 京都・陽明文庫展』が開催されます。

2014年4月15日(火)〜6月8日(日)。

藤原道長による直筆日記『御堂関白記』も公開


ローソンチケット(Lコード:82869)、
チケットぴあ(Pコード:766-011)、
セブン-イレブン(セブンコード:027-524)、
イープラスほか主要プレイガイドで
2月1日(土)から前売券が発売開始となりました。



 ※九州国立博物館 公式サイト
 ⇒ http://www.kyuhaku.jp/
 ⇒ http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s35.html


特別展公式サイトも大幅に更新され、すべてのコンテンツが閲覧可能です。
関連イベントも様々行われるので事前に要チェック

 ※特別展公式サイト
 ⇒ http://konoeke.jp/




展覧会と関連イベントの開催をとても楽しみにしています。






藤原道長「御堂関白記」を読む (講談社選書メチエ)




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【本】 季刊美術雑誌「聚美(しゅうび)」10号 特集は「源氏絵」!

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 源氏物語に関する本のご紹介です。

2014年1月に発売された
季刊美術雑誌「聚美」 10号 (Winter 2014)
特集は「源氏絵」だそうです。

 ※美術雑誌 聚美 公式サイト
 ⇒ http://www.seigetsusha.co.jp/shubi/

 ※Facebookページ
 ⇒ https://www.facebook.com/pages/株式会社-聚美社/236890979811339



聚美 10(Winter 2014) 特集:源氏絵


最初、お値段(2,500円+税)に躊躇したのですが
「源氏絵」に興味があるので
早速、Amazonで注文したところです。

届くのが楽しみ。



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【情報】 京都・南座 市川海老蔵特別公演『源氏物語』 4月5日(土)〜21日(月)まで公演

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 源氏物語に関連する情報です。

京都 南座にて
市川海老蔵特別公演 歌舞伎×オペラ×能楽 『源氏物語』が
開催されます。

公演の日程は、
4月5日(土)〜21日(月)。

 ※松竹株式会社
 ⇒ http://www.shochiku.co.jp/
 ⇒ http://www.shochiku.co.jp/play/minamiza/schedule/2014/4/post_145.php


この公演のチケットは、2月4日(火)に発売開始だそうです。


歌舞伎・オペラ・能楽が融合した
源氏物語の世界とは、どんな世界なのでしょう。

興味津々です。


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【三重県明和町】 いつきのみや歴史体験館にて「いつきのみやの春(2) 桃の節句」開催

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 三重県明和町の観光大使のひとり なぎ です。

三重県多気郡明和町にある
いつきのみや歴史体験館にて
斎宮今昔 いつきのみやの四季 平安貴族の暮しと感性
いつきのみやの春(2) 桃の節句 が行われます。

 【日程】 2014年(平成26年)2月4日(火)〜3月2日(日)
 【内容】 桃の節句にちなんだ楽しい展示のほか、体験コーナーも。


 ※いつきのみや歴史体験館
 ⇒ http://www.itukinomiya.jp/
 ⇒ http://www.itukinomiya.jp/modules/taiken/index.php?content_id=63


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【サイト更新】 源氏物語・紫式部関連イベントカレンダー 更新

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 サイト更新のお知らせです。


『花橘亭〜源氏物語を楽しむ〜』源氏物語・紫式部関連イベントカレンダー 更新

開催中 または これから開催される情報については
冒頭に ● で示しています。


そのほか、源氏物語や紫式部関連の展覧会やイベントが
開催されそうな寺社・博物館美術館へのリンク集ともなっています。

自薦他薦問わず、情報提供をお待ちしております。




Twitterで「源氏物語」関連情報bot(@GenjiBot)も運営しています。
フォロー・リムーブご自由にどうぞ。

⇒ https://twitter.com/GenjiBot





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【情報】 佐賀市 祐徳博物館にて「源氏物語」54帖の写本 初公開!〜2月11日まで。

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 源氏物語に関連する情報です。

佐賀県佐賀市にある祐徳博物館にて
特別展『名刀展・名品展』が開催中。

鹿島藩ゆかりの嫁入り道具として江戸時代に重宝されたものとみられる
「源氏物語」54帖の写本が初公開されています。

展示は、2月11日(火)まで。

 ※祐徳稲荷神社 祐徳博物館
 ⇒ http://www.yutokusan.jp/museum/


 ※詳細: 佐賀新聞 2014年02月04日
 源氏物語54帖を公開 嫁入り道具か
 ⇒ http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2619591.article.html



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【情報】 東京 よみうりカルチャー青山教室にて講座「90分でわかる相関図つき『源氏物語』」開催

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 源氏物語の講座のご紹介です。

今回ご紹介する講座は
当サイトの読者の方からお知らせいただきました。
ありがとうございます。


東京都港区にある
よみうりカルチャー青山教室にて
「90分でわかる相関図つき『源氏物語』」という
講座が開催されます。

講師は、
学びやぶっく73 相関図つき源氏物語」という
著書もある北川真理さんです。

日時は、3月5日(水)13:00〜14:30


 ※よみうりカルチャー青山教室
 ⇒ http://www.ync.ne.jp/aoyama/
 ⇒ http://www.ync.ne.jp/aoyama/kouza/201401-18010802.htm



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学びやぶっく73 相関図つき源氏物語




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【情報】 佐賀県唐津市 『唐津のひいな遊び』で「花と源氏物語・玉鬘の生涯」展開催 2月22日〜

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 源氏物語に関連する情報です。

佐賀県唐津市 5ヶ所の会場で雛人形を展示する
『唐津のひいな遊び〜まつらの姫達の宴〜』が開催されます。

【会場】
 ・古代の森会館
 ・埋門ノ館
 ・旧唐津銀行
 ・ギャラリー魚や町
 ・鯨組主中尾家屋敷

【期間】
 2014年(平成26年)2月22日(土)〜3月9日(日)



古代の森会館では、
「花と源氏物語・玉鬘(たまかずら)の生涯」展も開催されます。

2月22日(土)午前10時、
古代の森会館でのオープニング式典(総合開会式)で、
福岡女学院大の東茂美教授による講演
「源氏物語『玉鬘(たまかずら)』の生涯」も開催。

私もご講演を拝聴しに伺います。


 ※毎日新聞 2014年2月4日
 唐津のひいな遊び:旧家の雛人形、一堂に 22日から来月9日、市内の5会場で /佐賀
 ⇒ http://mainichi.jp/area/saga/news/m20140204ddlk41040500000c.html

 ※詳細: 唐津市 公式サイトより
 2月22日から 唐津のひいな遊び〜まつらの姫達の宴〜
 ⇒ http://www.city.karatsu.lg.jp/article.php?conf=default&articleid=05022950013866518821027409698



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【情報】 広島県福山市 国際聚蔵館にて「読み継がれ描かれる、『源氏物語』展」開催 〜28日まで

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 源氏物語に関連する情報です。

広島県福山市にある国際聚蔵(しゅうぞう)館にて
「読み継がれ描かれる、『源氏物語』展」が開催中です。

期間は、〜2月28日(金)まで。

作家・谷崎潤一郎が手がけた「源氏物語」の
現代語訳書籍も展示されているのだとか。

 ※詳細: 読売新聞 2014年2月5日
 谷崎潤一郎訳の源氏物語展示
 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20140204-OYT8T01599.htm

 ※国際聚蔵館 公式サイト
 ⇒ http://sakamoto-d.co.jp/kaburan.html/
 ⇒ http://sakamoto-d.co.jp/kaburan.html/homea13-4.html


国際聚蔵館 地下1階ギャラリー藍では、
ギャラリートークも行われます。<要事前予約>
 2月13日(木)・20日(木)・27日(木) 午後2時〜


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【情報】 横浜市 鶴見大学図書館にて「源氏物語の和歌」展開催中。〜2月15日まで

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 源氏物語に関連する情報です。

横浜市鶴見区にある
鶴見大学図書館にて
第136回貴重書展「源氏物語の和歌」が開催中です。

期間は、〜2月15日(土)まで。

 ※詳細:【タウンニュース鶴見区版】 掲載号:2014年2月 6日号
 源氏物語の貴重書展示 鶴大図書館が企画
 ⇒ http://www.townnews.co.jp/0116/2014/02/06/224125.html


最終日である2月15日(土)午後2時〜、
特別講演会・ギャラリートークが行われます。

 「幻巻の贈答歌から−源氏物語に書かれた年中行事−」
 講師:高田信敬(鶴見大学文学部教授)


 ※鶴見大学図書館
 ⇒ http://library.tsurumi-u.ac.jp/library/


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【太宰府】 ぷち散策と九州国立博物館「国宝 大神社展」鑑賞♪

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 私のささやかな日常。

雨や雪が降る寒い日、太宰府市へ行ってきました。
ダイジェスト版で太宰府ぷち散策と「国宝 大神社展」の様子をご紹介します。
当ブログは、九州国立博物館の第29回「ぶろぐるぽ」にエントリーしています。
お楽しみいただけましたら幸いです。

※後日、追記やリンク記事を増やしていきます。

今回は、西鉄「福岡(天神)」駅で買った
『太宰府散策きっぷ』(1,000円)を利用しました。
西鉄電車往復乗車券と「かさの家」抹茶セット付き。
お得なきっぷです。

詳細は、西鉄の太宰府散策きっぷのページをどうぞ。


西鉄「五条」駅で降りた私。
コミュニティバスまほろば号(運賃 100円)に乗って
最初に観世音寺を訪ねました。


■観世音寺(かんぜおんじ)



「源氏物語」にもその名が登場する古刹で
宝蔵にはたくさんの仏像がおわします。
中には5メートル前後の観音さまもいらして
見上げていると、首が痛くなるくらい。(笑)

宝蔵では、『太宰府散策きっぷ』で入館料が
通常500円のところ →300円になります。



■戒壇院(かいだんいん)



観世音寺に隣接する戒壇院を参詣。
古代、正式な僧や尼になるには戒壇院で戒律を受ける必要がありました。
かつては観世音寺の一部でした。


 当方のwebサイト『花橘亭〜源氏物語を楽しむ〜』内のこちらのページもどうぞ。
観世音寺や戒壇院のこともご紹介しています。

 ・源氏物語ゆかりの地をめぐる 遥かなる筑紫 太宰府



■かふぇ観音 Kanon



観世音寺の向かい側にある
かふぇ観音さんで観音ランチ(1,000円)をいただきました。
コーヒーとデザート付き。
外では雪が降っていたので、ほっと一息。
とってもおいしかったです。


昼食後、まほろば号で西鉄「太宰府」駅前へ移動。
九州国立博物館へ向かいました。


■九州国立博物館

荷物やコートや博物館1階にある
コインロッカー(100円・返却式)を利用して
身軽な姿で観覧すると楽です。

入口で音声ガイド(500円)をかりて
特別展「国宝 大神社展」を鑑賞しました。

展覧会の構成は以下のとおりです。
※展示写真は九州国立博物館から提供いただきました。


第1章 祀りのはじまり



第2章 古神宝



第3章 神社の風景



第4章 祭りのにぎわい



第5章 伝世の名品



第6章 神々の姿



とても見応えがある展覧会でした。
雨や雪が降る平日だったせいか、観覧の方はさほど多くなく
ゆっくり鑑賞できてよかったです。

それぞれの章の展示品については
後日、改めて紹介記事をupしますので
お待ちくださいませ。


博物館1階では、
一般の方から募集された各神社の狛犬情報が
写真付きで紹介されていておもしろかったです。

神社好きな一人としてふと思ったのですが
各神社の鳥居の写真を募集してもおもしろいのでは?

 ※九州国立博物館 公式サイト
 ⇒ http://www.kyuhaku.jp/

 ※大神社展 公式サイト
 ⇒ http://daijinja.jp/


「国宝 大神社展」は、3月9日(日)まで開催されます。
途中、展示替えもありますのでご注意くださいね。


九州国立博物館をあとにして隣接する
太宰府天満宮を参拝しました。


■太宰府天満宮



太宰府天満宮の御神木「飛梅」の花を毎年見に行くようになり
今年で10年目を迎えます。*飛梅写真集はこちら。

今年の「飛梅」は1月30日(木)に開花。
太宰府天満宮の境内で最も早くに咲く梅です。
「飛梅」が咲くと春が来たと感じられて嬉しくなります。

2月7日(金)現在、「飛梅」は[7分咲き]となりました。

『東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春を忘るな(春な忘れそ)』

 飛梅伝説に惹かれて、私が京都へ行った時のお話は
当方のwebサイト『花橘亭〜なぎの旅行記〜』内、こちらをどうぞ。

 ・『東風(こち)吹かば・・・』 飛梅伝説を追え! <京都市〜福岡県太宰府市>


参拝後、天満宮の宝物殿へ。
ここでも『太宰府散策きっぷ』で入館料が
通常 400円のところ →300円になります。

宝物殿では現在、
伊勢神宮式年遷宮奉祝 井上雄彦『承』特別公開が行われています。
パワーあふれる絵に見入りました。
この特別公開は、2月16日(日)まで。

井上雄彦さんの作品のグッズも販売されていました。
「スラムダンク」が好きだったので懐かしかったです。


 ※太宰府天満宮 公式サイト
 ⇒ http://www.dazaifutenmangu.or.jp/



■かさの家

太宰府天満宮参道にある かさの家で
抹茶セット(梅ヶ枝餅と抹茶のセット)をいただきました。
『太宰府散策きっぷ』に含まれるサービスです。



冷えた身体があたたまりました〜。幸せ。

 ※かさの家 公式サイト
 ⇒ http://www.kasanoya.com/



■アトリエ百華想

最後に西鉄「太宰府」駅そばにあるアトリエ百華想へ。
こちらでは、歌仙絵師あがめいしさんによる
源氏物語の絵や百人一首の絵のポストカードなどが買えます。

 ※あがめいしさんのサイト 源氏物語六百絵
 ⇒ http://homepage2.nifty.com/genjimonogatari/




というわけで、寒い寒い太宰府ぷち旅行でしたが
心ぽかぽかな一日でした。

最後までご覧くださいましてありがとうございます。



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【太宰府】 九州国立博物館 特別展「国宝 大神社展」の感想レポート その1

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 2月6日(木)太宰府でのこと。

福岡県太宰府市、九州国立博物館で開催中の
特別展「国宝 大神社展」の感想です。

 ※当ブログは、九州国立博物館の第29回「ぶろぐるぽ」にエントリーしています。
 展示写真は、九州国立博物館より提供いただきました。


特別展の会場に入って最初にあるのが、
おみくじをひく時に見かけるような箱なのでした。


箱の中の、おみくじのような紙にはそれぞれ
展覧会での「まめちしき」が書かれています。

私がひいたのは、『神の乗り物 神輿(みこし)』でした。
紙には、神輿に関する「まめちしき」が印刷されていました。ふむふむ。
展示室内で神輿を探してみようと思います。



入口には、各地の神社や神さまゆかりの地の写真が展示されています。
それらは、薄い布越しで見るようになっていました。


照明との関係もあってはっきり見えるような見えないような??
ちょっともどかしいけれども、幻想的な演出でした。


・・・そして、第1章へ


■第1章 祀りのはじまり


展示室の様子です。

奈良・大神神社の子持勾玉、
福岡・宗像大社の滑石製子持勾玉の形に注目。
それぞれ離れた場所からみつかったものですが、よく似ていました。



福岡・宗像大社 沖ノ島祭祀遺跡で出土したものです。
意匠が美しいと思いました。

沖ノ島は、玄界灘に浮かぶ島で
島内23ヵ所の祭祀遺跡から膨大な出土品が確認されていて
それらは国宝に指定されています。

そのことから「海の正倉院」とも呼ばれているのでした。



同じく、
宗像大社 沖ノ島祭祀遺跡で出土した
金銅製雛機(ひなばた)です。
奈良〜平安時代 8〜9世紀頃のもの。
とても小さいのに布を織ることができるなんてすごいです。
同様の機織は伊勢神宮にも伝えられているそうです。



■第2章 古神宝




神奈川・鶴岡八幡宮の
国宝「沃懸地杏葉螺鈿太刀(いかけじぎょうようらでんのたち)」。
源頼朝佩用(はいよう)の太刀とも伝承されています。
鎌倉時代 13世紀のもの。



↑クリックで拡大します。

愛知・熱田神宮の「彩絵檜扇(さいえひおうぎ)」。
室町時代 15世紀のものです。



↑クリックで拡大します。

愛知・熱田神宮の
「表着(うわぎ) 萌黄地小葵桐竹鳳凰模様二陪織物(もえぎじこあおいきりたけほうおうもようふたえおりもの)」
室町時代 15世紀のもの。

室町幕府八代将軍の足利義政が奉納したものと伝わります。

小葵(こあおい)の地紋の上に
桐竹鳳凰の模様が織り出された表着(うわぎ)です。
状態もよく素敵でした。

個人的に印象に残ったのは、同じく愛知・熱田神宮の
「裳(も) 白地三重襷模様羅(しろじみえだすきもようら)」です。
古式の頒幅(あがちの)という短い生地が左右についていました。
裳(も)が時代によってどう変化していったのか興味津々です。


装束ファンの方へ。
熱田神宮のご神宝である装束の展示は2月9日(日)まで。
2月11日(火)からの展示では
和歌山・熊野速玉大社のご神宝の装束が展示されます。



■第3章 神社の風景


布越しに御神輿が見える演出が心憎いです。


大阪・誉田八幡宮の「誉田宗廟縁起絵巻 中巻」。
室町時代のもの。

誉田八幡宮は、応神天皇陵の南に鎮座する神社です。
八幡神として崇められるようになった応神天皇とは
どんな人物だったのか興味が惹かれます。

応神天皇陵と誉田八幡宮にもいつか訪ねてみたいです。



いろいろな神社の曼荼羅や縁起絵も展示されていました。
中でも、福岡・志賀海神社の「志賀海神社縁起絵巻」は物語性があって印象的でした。




 感想レポートは、その2へ続きます。




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【太宰府】 九州国立博物館 特別展「国宝 大神社展」の感想レポート その2

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 2月6日(木)太宰府でのこと。

福岡県太宰府市、九州国立博物館で開催中の
特別展「国宝 大神社展」の感想 その2です。

 ※感想その1はコチラ。


■第4章 祭りのにぎわい

そして、圧倒的な存在感を誇る御神輿(おみこし)


奈良・手向山八幡宮の「錦貼神輿(にしきばりしんよ)」。
想像していた以上に大きな御神輿でした。
鎌倉時代 14世紀のもの。
三方からじっくり見ることができてよかったです。



東京・サントリー美術館所蔵
伝・土佐光茂筆 「日吉山王祇園祭礼図屏風」。



写真はありませんが、
広島・厳島神社の舞楽衣装や
「舞楽面 納曾利(なそり)」も
展示されていました。

音声ガイドでは、東京楽所による演奏で
「納曾利(なそり)」を聞くこともでき、
雅な気分になれました♪




滋賀・御上神社の
「馬形口取人形(うまがたくちとりにんぎょう)」
素朴な味わいがあって可愛いと思ってしまいました。
平安時代 12世紀のものです。






大阪・住吉大社の「面盾(めんたて)」。
鎌倉時代 12〜14世紀のもの。
どこかエキゾチックな雰囲気も感じられます。




■第5章 伝世の名品


↑クリックで拡大します。

京都・北野天満宮の国宝
「北野天神縁起絵巻 第巻六」
鎌倉時代 13世紀のもの。

内裏 清涼殿での落雷の場面が描かれています。
逃げ惑う人々、ぎょろっとした目つきの雷神・・・。
雷神さまの目に愛嬌があると思ってしまうのは私だけかしら。
コミカルな印象を受けます。

この絵を描いた絵師はどんな思いで描いたのでしょう。




↑クリックで拡大します。

福岡・太宰府天満宮の国宝
「毛抜形太刀(けぬきがたのたち) 伝菅公遺品」
平安時代 10〜11世紀のもの。
美しいです!!
毛抜形太刀とは、柄の中央部に
毛抜きの形の透かしがあることからこの名があるのだとか。




写真はありませんが、
広島・厳島神社の国宝
「平家納経 願文(がんもん)」に感動しました。

一昨年、NHK大河ドラマ「平清盛」にハマって
「平家納経」を平家一門で書く場面に見入っていたので
実物を見られてよかったです。





福岡・宮地嶽神社の国宝
「金銅製壺鐙(つぼあぶみ)」。
古墳時代 7世紀のもの。

宮地嶽神社 奥の宮三番社である不動神社は
横穴式石室古墳の中に「お不動様」を祀った神社です。

この古墳は「地下の正倉院」とも呼ばれ
様々なものが発掘されているのだとか。




■第6章 神々の姿


展示室の様子です。
神像ファン必見のコーナー。




最終章では、
岡山・高野神社の「随身立像」(平安時代)がお出迎え。

その奥には、
今回の特別展のポスターやチラシで登場している女神さまがおわすのでした。




和歌山・熊野速玉大社の国宝
「熊野夫須美大神坐像(くまのふすみのおおかみざぞう)」。
平安時代 9世紀のもの。
平安初期の女性の髪型や服装を知るヒントが含まれていると思われます。


 *余談。*
 そういえば、九博へ行く前に訪ねた観世音寺には
 兜跋毘沙門天立像がいらっしゃるのですが、
 この毘沙門天の足もとには女神さまがいます。
 女神さまもこのような髪型をしていらっしゃいました。



次は、京都・松尾大社の神像へ。


「女神坐像(じょしんざぞう)」=市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)


「男神坐像(だんしんざぞう)」=大山咋神(おおやまぐいのかみ)


「男神坐像(だんしんざぞう)」=御子神

それぞれ平安時代 9世紀のもの。

私は、10年以上前に京都の松尾大社を訪ねて
御神像三体を拝観したことがありましたが
まさか、九州でお目にかかれる日が来るとは思いもよりませんでした。




京都・大将軍八神社の
「童子形坐像(どうじぎょうざぞう)」。
平安時代 12世紀のもの。

大将軍八神社の方徳殿(収蔵庫)で
神像を拝観したことがあります。
武装した男神像や束帯姿の男神像のイメージが強かったので
この「童子形坐像」の愛らしさに惹かれました。



以上、九州国立博物館の特別展「国宝 大神社展」で
印象に残ったことを書きだしてみました。

この特別展は、3月9日(日)までの開催です。
途中、展示替えがありますのでご注意くださいね。


 ※九州国立博物館 公式サイト
 ⇒ http://www.kyuhaku.jp/
 ⇒ http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s34.html

 ※特別展公式サイト
 ⇒ http://daijinja.jp/



 当ブログは、九州国立博物館の第29回「ぶろぐるぽ」にエントリーしています。
展示写真は、九州国立博物館より提供いただきました。


最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。



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【サイト更新】 「PICK UP」 太宰府天満宮 飛梅写真集 2014年2月6日撮影分をup

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サイト更新のお知らせです。


『花橘亭〜なぎの旅行記〜』「PICK UP」『東風(こち)吹かば・・・』 飛梅伝説

 ・飛梅写真集 に 2014年2月6日撮影分 をupしました。


太宰府天満宮の御神木「飛梅(とびうめ)」の開花が
テレビや新聞で報じられると毎年飛んで見に行きたくなります。

今年も太宰府へ見に行ってきました。
どんなに寒くても、春はまためぐってくるのですね。

「飛梅」の花を見に行くようになって
今年で10年目を迎えました。

お楽しみいただけましたら幸いです。



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【太宰府】 ぷち散策♪ 観世音寺(かんぜおんじ)

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 2月6日、太宰府でのこと。


西鉄「福岡(天神)」駅で
『太宰府散策きっぷ』を購入し、
西鉄電車に乗って太宰府市へやってきた私。

この日は、雨や雪が降る寒い一日でした。


最初に訪ねたのは、観世音寺です。

かつて七堂伽藍が並び「府の大寺」と呼ばれた観世音寺。
天智天皇が筑紫<朝倉橘広庭宮>で亡くなった
母・斉明天皇の菩提を弔うために発願し
天平18年(746年)に完成しました。

正式には、清水山普門院観世音寺といいます。



『源氏物語』<玉鬘>巻において

 清水の御寺(しみずのみてら)、観世音寺

というように、その名が登場します。



観世音寺 参道入り口


参道を進むと講堂が見えてきます。

参道は木々が生い茂っています。
冬のシンと冷えた空気の中、お詣りするのもいいものですね。

新緑の季節になると緑が鮮やかでとっても綺麗なんですよー。



左側:金堂/右側:講堂


現在の講堂は、江戸時代の再建。
南面して建っています。
創建当時の講堂は現在の約2,5倍の大きさだったのだとか。
現在は、聖観音立像が堂内にいらっしゃいます。



境内には、五重塔(ごじゅうのとう)の
中心の柱である心柱(しんばしら)を
据えていた礎石<=心礎>があります。

どんな五重塔だったのでしょうね。



金堂は江戸時代に建てられた仮堂の後身といわれています。

しかしながら、かつての向きと位置は今も変わらずにあるのだとか。
講堂が南面して建てられているのに対して、
金堂は東面して建てられています。

現在、堂内には不動明王立像がいらっしゃいます。




鐘楼にある梵鐘。

日本最古の梵鐘のひとつで白鳳時代の銅鐘。
観世音寺の鐘の音は、
大宰府で最期をむかえることとなった菅原道真も聞きました。



宝蔵<収蔵庫>。

観世音寺には素晴らしい仏像が残っていることで知られています。
平安時代から鎌倉時代にかけて造られた
仏像18躯・石造狛犬・舞楽面などが安置されており、
すべてが国の重要文化財です。

それらの内、約5メートル前後もある巨大な仏像
<馬頭観音立像・不空羂索観音像立像・十一面観音立像>もあり、
圧巻です!!

見上げていると首が痛くなるほど。

宝蔵への入館料は
『太宰府散策きっぷ』のクーポン券で
割引が適用されます。


大好きなお寺のひとつです。
ご朱印を希望される方は宝蔵の受付で申し出るといただけます。



※このブログ記事での文章は、私が過去に作成したページで書いたものを転載・編集しています。

 当方のwebサイト『花橘亭〜源氏物語を楽しむ〜』内、こちらのページもどうぞ。

 ・源氏物語ゆかりの地をめぐる 遥かなる筑紫 太宰府 > 観世音寺



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【日常】 鏡の神や空に見るらむ  〜越前国からの紫式部の手紙〜

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 私のささやかな日常。雑感。

紫式部の歌集『紫式部集』には、
筑紫の肥前へ下った女友達との贈答歌が数首、掲載されています。


紫式部の歌
 「あひ見むと思ふ心は松浦なる 鏡の神や空に見るらむ」

 (訳: あなたに会いたいと思う私の心は、
  あなたが住む肥前にある松浦の鏡の神様も
  空からご覧になっていることでしょう。)


この紫式部が詠んだ歌は、
もっと一般に知られたらいいのに〜と思っています。

越前国(現在の福井県北部)にいた頃の紫式部が
肥前国(現在の佐賀県・長崎県)にいる女友達へ贈った歌です。

『松浦なる鏡の神』とは、佐賀県唐津市にある鏡神社のこと。


現在でも福井県から九州の佐賀県・長崎県までの移動は大変ですから、
平安時代の距離はもっと遠くに感じられたのでは・・・。


↓この写真は、数年前に私が撮った鏡神社 一ノ宮です。


画像補正はほぼしていないのに、この青い空の清々しさ



来週末、佐賀県唐津市の鏡神社と神社に隣接する古代の森会館へ行ってきます。
またこんな青空に会えるといいなぁ。



 佐賀県唐津市で「花と源氏物語・玉鬘の生涯」展が開催されます。

唐津市内 5ヶ所の会場で行われる おひな様めぐりのイベント
『唐津のひいな遊び〜まつらの姫達の宴〜』は
2月22日(土)〜3月9日(日)まで開催。

会場のひとつである 古代の森会館では
「花と源氏物語・玉鬘の生涯」と題した展示も行われます。

 


 オススメの本。

今回ご紹介した紫式部の和歌について知りたい方へ。


「紫式部 (コレクション日本歌人選)」



「光源氏が愛した王朝ブランド品 (角川選書)」



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