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京都市下京区にある風俗博物館のこと。Image may be NSFW.
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女房の局~伏籠と重陽の節句~ に引き続き、
2008年10月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。
寝殿 北廂では
「四季のかさねの色目に見る平安の美意識」
が展示されていました。
≪かさね色目・春夏秋冬≫
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四季:松かさね
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“松は常盤木(ときわぎ)でめでたさに通じるので、四季通用・祝いに着る色として使われた。
五葉松(ごようまつ)は正月の子(ね)の日の小松引きなどに使われ、多くの古典に登場する。
千歳(ちとせ)に変わらぬ常緑葉の萌黄色の美しさと、雌花の蘇芳(すおう)色に子孫繁栄を表したかさね色目である。”
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冬:雪ノ下かさね
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“降り積もった雪の下にも、春待つ紅梅と新芽を思わせる、生命力溢れるかさね色目”
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春:梅かさね
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“早春に咲き競う紅梅の様々を表したかさね色目。
着用時期旧暦11月~2月。”
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春 「布」のかさね:桜かさね
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“「衣」のかさねにはみられず、「布」のかさねで極めて多く用いられ、好まれたかさね色目である。
表地の白色に裏地の紅がほのかにすけた様が桜を象徴的に表している。
着用時期旧暦正月~3月。)
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夏:花橘かさね
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“常緑である橘の木が、春を迎えて色濃く葉が色付き、初夏には白い花が咲き、やがて朽葉(くちば)色をの実を実らすという、橘の木を一年を通して表したかさね色目。
着用時期旧暦4月~5月”
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秋:捩り紅葉(もじりもみじ)
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“紅葉する木々の色を、表裏違う色を組み合わせて表したかさね色目”
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秋:黄菊(きぎく)かさね
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“菊は元来、万病を避け、不老長寿を保つ薬草として日本に渡来した花で、重陽(ちょうよう)の節句には、貴菊に真綿(まわた)被せ、一晩おいて菊の露を含ませ、その綿で身を拭い、菊花の霊力を授かるということが行われていた。
菊は花盛りに厄除けの花として愛でられた後、「移ろひ盛り」といって、盛りが過ぎて色が赤紫に変色した折と、二度愛でられ、その黄菊の移ろう様子を表し、四季の花の霊験を願ったかさね色目である。”
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展示全体の様子
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女房のお勤め 御格子参る へ続きます。
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五葉松(ごようまつ)は正月の子(ね)の日の小松引きなどに使われ、多くの古典に登場する。
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“早春に咲き競う紅梅の様々を表したかさね色目。
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“「衣」のかさねにはみられず、「布」のかさねで極めて多く用いられ、好まれたかさね色目である。
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“常緑である橘の木が、春を迎えて色濃く葉が色付き、初夏には白い花が咲き、やがて朽葉(くちば)色をの実を実らすという、橘の木を一年を通して表したかさね色目。
着用時期旧暦4月~5月”
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“紅葉する木々の色を、表裏違う色を組み合わせて表したかさね色目”
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“菊は元来、万病を避け、不老長寿を保つ薬草として日本に渡来した花で、重陽(ちょうよう)の節句には、貴菊に真綿(まわた)被せ、一晩おいて菊の露を含ませ、その綿で身を拭い、菊花の霊力を授かるということが行われていた。
菊は花盛りに厄除けの花として愛でられた後、「移ろひ盛り」といって、盛りが過ぎて色が赤紫に変色した折と、二度愛でられ、その黄菊の移ろう様子を表し、四季の花の霊験を願ったかさね色目である。”
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