

2008年5月に
風俗博物館を訪ねて撮影した展示の様子です。
寝殿において
『源氏物語』<胡蝶>より
「舟楽(ふながく)」の場面が展示されていました。

<博物館レジュメより>
“源氏36歳の旧暦3月20日の晩春、昨年の8月に完成した
六條院の紫の上(28歳)が住まう東南の町の「春の御殿」に
おいて、新造した龍頭鷁首(りゅうとうげきす)の潜水式があり
雅楽寮の楽人を召して舟楽が催された。
この舟楽には親王・上達部など大勢が参加し、参集した人々の
中には、夏の御殿に住む玉鬘に思いをよせる柏木や蛍兵部卿宮
もおり、華やぎを添える。”
よそでは盛りが過ぎたはずの桜がここでは今を盛りに咲き誇り、
緑を増した柳が枝を垂れています。
山吹の花も咲きこぼれて真っ盛り。

折から、秋好中宮が六條院の西南の町の「秋の御殿」に
里下がりしていたので、秋好中宮に仕える若い女房たちが
龍頭鷁首の舟に乗って「春の御殿」の池を訪れています。

鷁首舟に乗った右方楽人たちと棹をさす女童。

龍頭舟に乗った秋好中宮の女房達と棹をさす女童。

鷁首舟に乗った秋好中宮の女房たちと棹をさす女童。

龍頭舟に乗った左方の楽人たちと棹をさす女童。
紫の上に仕える若い女房たちが舟楽の様子を眺めています。

渡殿の廊をめぐる藤の花の色も紫濃く、次々と咲き始めています。

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