4月下旬の京都旅行でのこと。
京都府宇治市宇治又振(またふり)にある
末多武利(またふり)神社を訪ねました。
「さわらびの道」沿いにある小さなお社です。
平安時代の人物・藤原忠文(ただふみ)の
怨霊を鎮魂するための祠だとか。
『源氏物語』<浮舟>において
宇治にいる浮舟が京にいる中の君のもとへ和歌を贈ります。
またぶりに、山橘作りて貫き添へたる枝に、
まだ旧(ふ)りぬものにはあれど君がため
深き心にまつと知らなむ
私の手もとにある注釈では
「またふりぬ」に「またぶり(=二股の木)」を詠みこんでいる
とのみ書かれているようですが、
ひょっとしたら・・・
この和歌は宇治の地名あるいは社名としての
「またふり」も掛けてあるのかも??
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☆チェック!:Amazon/源氏物語の関連本
京都府宇治市宇治又振(またふり)にある
末多武利(またふり)神社を訪ねました。
「さわらびの道」沿いにある小さなお社です。
平安時代の人物・藤原忠文(ただふみ)の
怨霊を鎮魂するための祠だとか。
『源氏物語』<浮舟>において
宇治にいる浮舟が京にいる中の君のもとへ和歌を贈ります。
またぶりに、山橘作りて貫き添へたる枝に、
まだ旧(ふ)りぬものにはあれど君がため
深き心にまつと知らなむ
私の手もとにある注釈では
「またふりぬ」に「またぶり(=二股の木)」を詠みこんでいる
とのみ書かれているようですが、
ひょっとしたら・・・
この和歌は宇治の地名あるいは社名としての
「またふり」も掛けてあるのかも??
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