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【ぷち旅行記】 『源氏物語』<若紫>の舞台 「北山のなにがし寺」候補地をめぐる (大雲寺・鞍馬寺)

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 2013年春のこと。

『源氏物語』<若紫>の舞台となった
「北山のなにがし寺」のモデルには、いくつかの候補地があります。

そのうち、有名なのは京都市左京区にある
大雲寺旧境内と鞍馬寺のふたつが挙げられます。

「北山のなにがし寺」には滝があったのだとか。
大雲寺旧境内と鞍馬寺にもそれぞれ滝があります。
見比べてみるのもおもしろいかもしれません。

昨年春、桜の花が咲く前に
この2ヶ所を訪ねた様子について簡単にご紹介します。

なお、叡山電車(叡電)を利用しました。



■大雲寺旧境内

 所在地:京都市左京区岩倉上蔵町 北山病院敷地内(旧大雲寺境内)
 交 通:叡電「岩倉」駅下車 

叡電「岩倉」駅で降りて、途中、寄り道しつつ
徒歩20分くらいで旧大雲寺境内に到着しました。



水飲堂


お手水には「大雲寺」の名が刻まれていました。


不動の滝。

2本の滝がありました。
沐浴すると霊験があるそうです。

大雲寺は紫式部の母方の曽祖父・藤原文範が建立した寺です。
紫式部も訪ねたことがあったかもしれません。



『「源氏物語ゆかりの地」説明板 No,29 大雲寺 旧境内<北山の「なにがし寺」候補地>』が設置されています。


↑説明板。クリックで拡大します。


冷泉天皇皇后昌子内親王岩倉陵や岩座神社を訪ねたあと、
叡電「岩倉」駅へ歩いて戻り、再び叡電に乗って「鞍馬」駅へと移動しました。

次は鞍馬寺を訪ねます。




■鞍馬寺

 所在地:京都市左京区鞍馬本町
 交 通:叡電「鞍馬」駅下車


叡電「鞍馬」駅で降りて、徒歩3分くらいで
鞍馬寺 山門前に到着します。

山門をくぐり、ケーブルカーには乗らずに歩いて参道を上り
まずは鞍馬寺境内にある由岐神社を訪ねましょう。


途中、「魔王の滝」という滝があります。

「北山のなにがし寺」でいうところの滝を
これに当てはめていいのかわかりませんが想像がふくらみました。



由岐神社をお参りして神社の東側にある
『「源氏物語ゆかりの地」説明板 No,28 鞍馬寺<北山の「なにがし寺」候補地>』をチェック!
(ちょっとわかりづらいところにあります。)


↑説明板。クリックで拡大します。


こののち”鞍馬のつづら折り”を味わいながら上っていきました。



本殿金堂に到着。

鞍馬寺では、A4サイズの冊子
「『源氏物語』若紫巻の舞台としての鞍馬寺と與謝野晶子源氏展ー日本の心を求めてー」が
販売されていたので購入♪

読み応えのある一冊です。






 お得なきっぷ!叡電1日乗車券『えぇきっぷ』

今回、旧大雲寺境内と鞍馬寺を訪ねるにあたって
叡電1日乗車券『えぇきっぷ』を利用しました。

叡山電車が一日乗り降り自由になります。
さらに、沿線の約40か所で利用できる優待特典も付いたお得な乗車券です。



このブログ記事内では触れませんでしたが
旧大雲寺境内の近くにある実相院も同日に訪ねました。

今回、叡電1日乗車券『えぇきっぷ』を提示することで
実相院の拝観料や鞍馬寺の愛山費、
鞍馬寺山門前にある飲食店で優待特典を
受けることができました。


但し、叡電1日乗車券『えぇきっぷ』を
販売されている場所は限られているので、
事前に叡電のサイトを確認されるのをオススメします。

 ※叡山電車
 ⇒ http://eizandensha.co.jp/
 ⇒ http://eizandensha.co.jp/guide/ticket/good-value-eiden/





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