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【鑑賞】 九州国立博物館 特別展「クリーブランド美術館展 名画でたどる日本の美」に行ってきました!

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 7月17日(木)、太宰府でのこと。



福岡県太宰府市、九州国立博物館で開催中の
特別展「クリーブランド美術館展 名画でたどる日本の美」の感想です。

 ※当ブログは、九州国立博物館の第31回「ぶろぐるぽ」にエントリーしています。
 展示写真は、九州国立博物館より提供いただきました。



入り口の様子。
“全米屈指の規模と室を誇るクリーブランド美術館コレクションが里帰り”
クリーブランド美術館はアメリカ・オハイオ州にあります。


■第1章 仏と人の姿―平安からか鎌倉時代の絵画


仏画を見るのが好きな方には特にオススメです。


「二河白道図(にがびゃくどうず)」
現世<此岸>から極楽浄土<彼岸>への行きかたがわかる図です。
パネルでの解説が丁寧なので興味深く見ました。



「釈迦如来像」
“伊藤若冲が「動植綵絵」24幅とともに
 相国寺に寄進した釈迦三尊像の原本となった作品”だとか。


■第2章 移ろいゆく四季と自然―室町から安土桃山時代を中心に


全体的に屏風が多い印象です。


広々としたスペース。
離れた位置から座って見られるのもいいですね。


「龍虎図屏風」
ユーモラスな雰囲気がある龍と虎の図です。
愛嬌のあるお顔でした。

照明が時間によって変化していくのがおもしろかったです。



■第3章 多彩な自然と人の表現―江戸時代から明治へ


「雷神図屏風」
今回の特別展のポスターやチラシで使われている絵です。
おおらかな筆使いが魅力的。
もともとはこんな絵だったのですね。(゜_゜)(。_。)(゜_゜)(。_。) ウンウン




「近江名所図屏風」

唐崎の松と石山寺の桜が描かれています。
石山寺は好きなお寺のひとつなので
今回見ることができて嬉しかったです。



「地獄太夫図」

名前はおどろおどろしいですが
着物にはよく見ると七福神の姿があり、めでたい雰囲気があります。
美人さんでした。



「燕子花図屏風(かきつばたずびょうぶ)」
渡辺始興 筆。
おおぶりな花々がリズミカルに見えました。



「蔦の細道図屏風」
深江蘆舟 筆。
『伊勢物語』を題材とされている優美な絵でした。



■終章 近代西洋の人と自然


最後は、特別出品の作品たちです。
もっと広いスペースでゆったり見たかったかも。


写真左から
「読書」 ベルト・モリゾ
「アンティーブの庭師の家」 クロード・モネ
「画家の妹 ローラ」 パブロ・ピカソ


「トラとバッファローの戦い」 アンリ・ルソー



以上、九州国立博物館の
特別展「クリーブランド美術館展 名画でたどる日本の美」で
印象に残ったことを書きだしてみました。

ジャンルの異なるいろいろな美術品を
一堂に見ることができてオイシイ展覧会でした。

この特別展は、8月31日(日)までの開催です。

 ※九州国立博物館 公式サイト
 ⇒ http://www.kyuhaku.jp/
 ⇒ http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s36.html




特別展をご覧になったあとは
4階の文化交流展示室 関連第11室において開催中の
特別公開「海を越えた再会 クリーブランド美術館の仲間たち」もどうぞ。



こちらも見応え充分

重要文化財「駒競行幸絵巻」を見られるのは、7月27日(日)までです。


 九州国立博物館の外では・・・蓮が咲いていました。



暑い中、蓮の花が清涼感をもたらしてくれます。


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