平安時代好きブロガーの なぎ です。
2022年 5月のこと。
京都市上京区にある清浄華院様をお訪ねして
「法成寺」推定地(京都市上京区東桜町25-3)から出土した
礎石や石造物、金剛界大日如来の石仏を拝見しました。
※法成寺=藤原道長が自邸の土御門第に隣接して建てた寺。
道長は法成寺の阿弥陀堂内で亡くなりました。
大本山 清浄華院 (天台圓淨宗 盧山寺の北側にあります)
左側:礎石
中央:石造物
右側:金剛界大日如来坐像(石仏)
まず、礎石の大きさに驚きました!Σ(゚Д゚)
これほど大きいとは想像だにしていませんでした。
巨大建築物の礎石だと思われます。いろいろな角度から撮影。
[長部:約120センチ、柱座径:約90センチ]
金剛界大日如来坐像(石仏)
[全長:120センチほど]
有孔石造物(表面に凹状の加工痕あり。火焔に焼かれ剥落が多い。)
↓それぞれクリックで拡大します↓
清浄華院 様を訪ねた後、
京都府立鴨沂高等学校のグラウンド(コート?)へ。
こちらには平成20年に設置された
「源氏物語ゆかりの地説明板 法成寺跡」があります。
↓クリックで拡大↓
法成寺は、最初は無量寿院(むりょうじゅいん)と呼ばれていましたが
治安二年(1022年)に金堂と五大堂が完成し、法成寺と改名されたのだとか。
今年2022年は法成寺改名からちょうど千年になります
藤原道長事典―御堂関白記からみる貴族社会― 大津 透 思文閣出版