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【情報】 滋賀県大津市 石山寺にて「石山寺秋月祭」開催。9月6日・7日・8日

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 紫式部ゆかりの石山寺の情報です。

滋賀県大津市にある石山寺では
9月6日(土)・7日(日)・8日(月)に
「秋月祭」が開催されます。

キャッチフレーズは以下のとおり。
素敵ですね。

 “月の明かりに照らされて
  紫式部の世界へと誘います”


 ※石山寺
 ⇒ http://www.ishiyamadera.or.jp/
 ⇒ http://www.ishiyamadera.or.jp/ishiyamadera/gyouji/shugetsusai/index.html


期間中は本堂にて源氏物語関連の催事や、
様々なジャンルのイベントが行われます。


■9月6日(土)

 ・<第1部>舞と朗読で綴る源氏物語
 ・<第2部>ピアノ弾き語り


■9月7日(日)

 ・<第1部>源氏物語ひとり物語&能管演奏
 ・<第2部>シャンソンコンサート


■9月8日(月)

 ・レイクリード ヨシ笛アンサンブル<琵琶湖の願いをよし笛に乗せて>




お近くにお住まいの方もそうでない方もどうぞ。





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【三重県明和町】 「いつきのみや観月会と浪漫まつり」 9月6日開催!

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 三重県明和町 観光大使のひとり なぎ です。

8月にご紹介しましたが、再掲します。


三重県多気郡明和町にて
「第14回 いつきのみや観月会と浪漫まつり」が
行われます。


 平成26年9月6日(土)開催

 ※雨天の場合は7日(日)に開催。


 【場所】
  いつきのみや歴史体験館
  斎宮跡歴史ロマン広場
  斎宮跡休憩所イベント広場

 【時間】午後1時30分〜午後8時30分



■浪漫まつり 午後1時30分〜

 【場所】 斎宮跡休憩所イベント広場

 【内容】
  ・明和太鼓
  ・斎王の舞(中庭特設ステージ)
  ・斎王寿の儀(中庭特設ステージ)
  ・餅つき大会
  ・フラダンス・よさこいソーラン踊り・明和音頭
  ・かるたちらし取り
  ・餅まき・お菓子まき



■観月会 午後6時〜

 【場所】 中央特設ステージ、斎宮跡ロマン広場 ほか

 【内容】
  ・3000本のろうそくの点灯
  ・竹のランプアート展示
  ・雅楽演奏会
    ●龍笛講座生による平安朝の舞や雅楽演奏会
    ●観月の儀〜第30代斎王の登場〜
    ●倭瑠七さんによる「月舞い」の披露 など



 ※いつきのみや歴史体験館
 ⇒ http://www.itukinomiya.jp/



楽しそうな催しが盛りだくさん♪
お近くにお住まいの方もそうでない方もぜひどうぞ。




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【情報】 京都 高島屋にて「日本の色 吉岡幸雄の世界 〜カッシーナ・源氏物語との出会い〜」展開催

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 源氏物語に関連する情報です。

京都市下京区にある
高島屋京都店 7階グランドホールにて
以下のタイトルの展覧会が開催されます。

 大インテリア展 特別企画
 <染司よしおか>
 日本の色 吉岡幸雄の世界
 〜カッシーナ・源氏物語との出会い〜


 【期間】 9月10日(水) 〜15日(月・祝)

 【時間】 午前10時〜午後8時
      ※最終日は午後4時閉場


 【場所】 京都タカシマヤ 7階 グランドホール

 【内容】
  吉岡幸雄さんによって
  再現された源氏物語の衣装が
  展示されるのだそうです。

  会場の一部は、カッシーナの家具と共に展示。

  染司よしおかストール、バッグ、反物、座布団、書籍なども販売。


 ※吉岡幸雄さんのサイト
 ⇒ http://www.sachio-yoshioka.com/
 ⇒ http://www.sachio-yoshioka.com/2014/0910.html


お近くにお住まいの方もそうでない方もどうぞ。



 
 源氏物語の色辞典



 
 王朝のかさね色辞典





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【三重県明和町】 斎宮歴史博物館にて平安時代の青銅鏡が展示!9月7日〜15日まで

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 三重県明和町 観光大使のひとり なぎ です。

2014年8月、
三重県松阪市の朝見遺跡の溝(水路)から
平安時代の青銅鏡が発見されたことが
報じられました。

 ※中日新聞 2014年8月30日
 水路から青銅鏡 松阪・朝見遺跡で県内初
 ⇒ http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20140830/CK2014083002000031.html

 ※読売新聞(YOMIURI ONLINE)2014年08月30日
 溝跡から青銅鏡3枚 松阪・朝見遺跡
 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/local/mie/news/20140829-OYTNT50195.html

 ※朝日新聞デジタル 2014年8月30日03時00分
 三重)松阪・朝見遺跡から青銅鏡 雨乞い祭事に使用か
 ⇒ http://www.asahi.com/articles/ASG8Y53TBG8YONFB00F.html



今回発見された平安時代の青銅鏡について
三重県多気郡明和町にかつてあった「斎宮」と
なんらかの関係があったのだろうと考えられています。

明和町にある斎宮歴史博物館では
この青銅鏡を展示されるのだとか。

 【場所】 斎宮歴史博物館 エントランスホール

 【期間】 9月 7日(日)〜15日(月)まで


 ※斎宮歴史博物館
 ⇒ http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/saiku/



お近くにお住まいの方もそうでない方もどうぞ。




 「斎宮」って何 という方にオススメの本。

 
 伊勢斎宮と斎王―祈りをささげた皇女たち (塙選書)




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【京都・風俗博物館〜よみがえる源氏物語の世界〜】 2003年2月撮影 明石の姫君の裳着

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

2003年2月に
風俗博物館を訪ねて撮影した展示の様子です。

寝殿では、『源氏物語』<梅枝>より
「明石の姫君の裳着」が展示されていました。


展示の様子 全景。





六条院の秋好中宮の里邸にて
明石の姫君の裳着(もぎ=当時の成人式のようなもの)が
行われました。



明石の姫君の装束は白一色です。

 濃小袖・濃長袴・白単・白五衣・白表着(桜散し文)
 白唐衣(雲立涌文)・白裳(海賦文)



「腰結い(こしゆい)」役は秋好中宮。

 唐衣(白地青乱唐草文)裳(三重襷地萌黄海賦文)姿
 表着(黄地白小葵文)五衣(小葵文二つ色重)



明石の姫君を見守る源氏。

 直衣(柳色地白又木文)指貫(鈍色地藤立涌文)姿



明石の姫君を養育した紫の上。

 唐衣(蘇芳小葵文地白五力文)裳(白海賦文)姿
 表着(濃蘇芳地紅梅文)五衣(小葵文紅薄様重)






明石の姫君の「髪上げ」の理髪は
秋好中宮付きの内侍が行ったのでした。




寝殿には裳着へのお祝いの贈り物がおかれています。



たくさんの女房たちも控えているのでした。



 「髪上げ」の手順へ続きます。





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【情報】 名古屋 徳川美術館にて「源氏物語と十二単、かさねの色に秘められた物語とは?」開催!

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 源氏物語に関連する情報です。

Twitterのフォロワー様から
お知らせいただきました。
ありがとうございます。


愛知県名古屋市、徳川美術館にて
「やっとかめ文化祭」の一環で
以下のタイトルの公演が行われるそうです。

 やっとかめ文化祭 まちなが寺子屋
 「源氏物語と十二単、かさねの色に秘められた物語とは?」

 【日時】 11月15日(土)14:00〜16:00(受付13:30)

 【会場】 徳川美術館

 【講師】
  有職文化研究所会頭
   仙石 宗久
  
  日本画家
   加藤 純子

  徳川美術館副館長
   四辻 秀紀


 ※やっとかめ文化祭
 ⇒ http://yattokame.jp/
 ⇒ http://yattokame.jp/terakoya/terakoya12/



現在、チケット販売中です。
ご興味がおありの方はお早目にどうぞ。


近くに住んでおりましたら受講したかったです〜。




 
 十二単のはなし―現代の皇室の装い






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【情報】 滋賀県大津市 石山寺にて「石山寺と紫式部展 源氏物語と女性たち」開催中 〜11月30日まで

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 紫式部や源氏物語に関連する情報です。

滋賀県大津市、石山寺にて
2014秋季
「石山寺と紫式部展 源氏物語と女性たち」が
開催中です。

〜11月30日(日)まで。

 ※石山寺
 ⇒ http://www.ishiyamadera.or.jp/
 ⇒ http://www.ishiyamadera.or.jp/ishiyamadera/gyouji/shikibuten/sikibuten_1409.html



先日、当ブログでもお伝えしましたが

紫式部最古の肖像画「紫式部聖像」(室町時代)の背景に、
「夕顔」「若菜下」「末摘花」「花宴」「薄雲」「玉鬘」といった
源氏物語の6場面が描かれていることが、
寺の調査で分かった そうです。

 *参照:【情報】 滋賀県大津市 石山寺 現存最古の「紫式部」肖像画に『源氏物語』の場面も!

 ※京都新聞  2014年09月05日 23時38分
 紫式部最古の肖像画、背景に描写 大津の石山寺がX線調査
 ⇒ http://kyoto-np.jp/sightseeing/article/20140905000184



現在、開催中の
「石山寺と紫式部展 源氏物語と女性たち」において
「紫式部聖像」をはじめ、「白描源氏物語絵巻断簡」など
紫式部にまつわる貴重な資料41点が展示されているのだとか。


お近くにお住まいの方もそうでない方もどうぞ。





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【京都・風俗博物館〜よみがえる源氏物語の世界〜】 2003年2月撮影 髪上げの手順

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

「明石の姫君の裳着」に引き続き、
2003年2月に風俗博物館で撮影した様子です。

裳着での髪上げの手順が
人形3体を使って展示されていました。


左から右へと
「髪上げ」の手順が示されています。



1、垂髪姿





2、黒元結を使い髷を作る(髪上げの儀)






3、乱れ箱(櫛巾)より笄を取り出し笄を押し紫紐を巻く。
(この後、着裳が行われます)




 薫物合わせへ続きます。(後日upします)




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【日常】 映画『かぐや姫の物語』[Blu-ray]・[DVD] 12月3日に発売!

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 私のささやかな日常。雑感。

ご存知の方も多いと思いますが、

スタジオジブリ作品
映画『かぐや姫の物語』の
ブルーレイディスク・DVDが
それぞれ12月3日に発売開始されるのだそうです。

発売の発表を待っていましたー


 
 かぐや姫の物語 [Blu-ray]


 
 かぐや姫の物語 [DVD]


どちらを買うか迷い中です。
(でも、どちらかを買います。)

今度は自宅で見たならば、どう感じるのかしら。
楽しみです。




 関連ニュース記事はこちらです。

 ※[映画.com ニュース] 2014年9月4日
 高畑勲監督「かぐや姫の物語」待望のDVD&ブルーレイ発売!
 ⇒ http://eiga.com/news/20140904/12/

 ※アニメ!アニメ! 2014年9月2日(火)
 「かぐや姫の物語」高畑勲の最新作がBD/DVD発売、「高畑勲監督作品集」も発売決定
 ⇒ http://animeanime.jp/article/2014/09/02/20028.html

 ※AV Watch 2014/9/2
 高畑勲監督「かぐや姫の物語」12月BD化。「ホルスの大冒険」から「かぐや」まで収録のBOXも
 ⇒ http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140902_664662.html

 ※シネマトピックス 2014/09/0
 高畑勲監督14年ぶりの最新作。そして、ジブリ史上、最大の野心作。『かぐや姫の物語』DVD &ブルーレイディスク12/3発売決定!
 ⇒ http://www.cinematopics.com/cinema/news/output.php?news_seq=21861




 私が映画『かぐや姫の物語』を見た感想はこちらです。

 *【鑑賞】 映画「かぐや姫の物語」を見てきました。







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【京都・風俗博物館〜よみがえる源氏物語の世界〜】 2003年2月撮影 薫物合わせ

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

「髪上げの手順」に引き続き、
2003年2月に風俗博物館で撮影した様子です。

明石の姫君の裳着が執り行われる前日の2月10日、
雨が少し降り、御前近くの紅梅が盛りと咲く頃、
源氏のもとへ蛍兵部卿宮が来訪します。


庭に紅梅の木が植えられています。
向かい合って座る源氏(左側)と蛍兵部卿宮(右側)。



蛍兵部卿宮を判者として
薫物合わせが行われました。



源氏
 直衣(香色地紅小葵文)指貫(濃色地白藤折枝文)



蛍兵部卿宮
 直衣(紅地薄紅浮線綾丸文)指貫(濃紫地鳥襷文)



源氏ゆかりの女君たちから贈られた
香壺が入った箱が並んでいます。





心葉(こころば)と呼ばれる
金銀や紐などで松や梅をつくった飾りも素敵です。




前斎院(朝顔の斎院)から贈られた香壺。
瑠璃(るり)の香壺がふたつ置いてあります。




 薫物合わせの後の管弦のあそびへ続きます。(後日、upします)




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【情報】 読売新聞(YOMIURI ONLINE)に書評掲載。『平安人の心で「源氏物語」を読む』 山本淳子著

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 源氏物語に関連する本の情報です。

読売新聞(YOMIURI ONLINE)に
山本淳子先生の本『平安人の心で「源氏物語」を読む』の
書評がupされていました。

 ※本よみうり堂 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) 2014年09月08日 08時05分
 『平安人の心で「源氏物語」を読む』 山本淳子著 評・平松洋子(エッセイスト)
 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20140901-OYT8T50220.html


書評冒頭の文章を引用します。

 “面白いというのは、贅沢ぜいたくなことである。
  本書を読み通し、あまりの面白さに夢中になりながら、そう思った。”


まさにその通り!
面白い本でした。


 
 平安人の心で「源氏物語」を読む (朝日選書)



私が読んだ感想はこちらです。

 *【本】 『平安人の心で「源氏物語」を読む』 (著:山本淳子)


『源氏物語』ファンにオススメしたい素敵な一冊です。





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【京都・風俗博物館〜よみがえる源氏物語の世界〜】 2003年2月撮影 薫物合わせの後の管弦のあそび

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

「薫物合わせ」に引き続き、
2003年2月に風俗博物館で撮影した様子です。

薫物合わせが行われた夜、
頭中将<柏木>や弁少将、宰相中将<夕霧>を呼び寄せて
宴会が開かれました。



全景。



蛍兵部卿宮は琵琶を演奏。



源氏は筝の琴(そうのこと)を演奏。



頭中将<柏木>は和琴を演奏。



宰相中将<夕霧>は横笛を演奏。




弁少将は笏拍子を打って
催馬楽「梅枝」を歌いました。




夜は更けていったのでした。





 光源氏の元服の手順へ続きます。(後日、upします)




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【京都・風俗博物館〜よみがえる源氏物語の世界〜】 2003年2月撮影 元服の手順

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

「薫物合わせの後の管弦のあそび」に引き続き、
2003年2月に風俗博物館で撮影した様子です。

東の対の模型では、
『源氏物語』<桐壺>より
光源氏の元服 および 元服の手順が展示されていました。

ここでは、
「元服の手順」についてご紹介いたします。



元服の手順が人形3体を使って示されていました。
左から右へとご覧ください。



1、総角(みずら)、闕腋袍(けってきのほう)









レジュメより引用。

“元服とは男子が成人したしるしとして初めて冠を被る儀式で
 「初冠(ういこうぶり)」「初元結(はつもとゆい)」ともいい、
 童体の髪型である総角(みずら)を解いて髻を結い、
 冠をつけて闕腋の袍から縫腋の袍へと装束を改めた。”


この時、光源氏は12才です。



2、理髪により髪を解き黒元結と紫紐で髷を作り、檀紙で髪を巻き単刀で六寸位に切りそろえる。






柳筥に置いてある“ゆする杯(つき)”には
米のとぎ汁が入っています。

※当時は米のとぎ汁を使用して髪を梳いていたのでした。

光源氏の元服において、理髪役は、大蔵卿が奉仕されました。



3、理髪により放巾子(はなちこじ)の冠の巾子を採って髷を巾子の中にいれる。







※こののち、加冠役は冠者である光源氏に冠の額(ひたい)を入れ、
笄(こうがい)を押し、紐を結び、纓(えい)を押します。

光源氏の元服において、加冠役は左大臣<=のちの葵の上の父>が行いました。




 光源氏の元服へ続きます。(後日、upします。)




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【京都・風俗博物館〜よみがえる源氏物語の世界〜】 2003年2月撮影 光源氏の元服

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

「元服の手順」に引き続き、
2003年2月に風俗博物館で撮影した様子です。

東の対の模型、東廂を
内裏の清涼殿の東廂に見立て、
「光源氏の元服」が展示されていました。


展示全景。


桐壺帝は倚子に座っていらっしゃいます。



光源氏・桐壺帝・左大臣がいます。
左大臣によって光源氏の加冠の儀が行われました。

 光源氏:赤地小葵文闕腋袍童装束姿
 桐壺帝:白地小葵文御引直衣姿
 左大臣:濃紫地雲立涌文縫腋袍束帯姿<一位>






折櫃物(おりびつもの)や籠物(かごもの)、
禄の入った唐櫃などが置き切れないくらいに置かれています。

※籠物とは、籠に五果
「柑子・橘・栗・柿・梨」を入れて
木の枝に付けたものです。




 元服後の酒宴へ続きます。(後日、upします)




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【テレビ放送情報】 NHKEテレ『100分de名著』  10月の名著は清少納言「枕草子」放送!

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 枕草子に関するテレビ放送情報です。

NHK Eテレで放送中の番組『100分de名著』。
2014年10月の名著は「枕草子」だそうです。

 ※100分de名著 番組公式サイト
 ⇒ http://www.nhk.or.jp/meicho/index.html


ゲスト講師は、山口仲美先生。

テキストは、9月23日(火)に発売予定のようです。

 Amazonへのリンクはこちらです。
 清少納言『枕草子』 2014年10月 (100分 de 名著)


以下、Amazonの内容紹介より引用。

 
 “ミーハーで何が悪い?

 約300の章段から成る、日本三大随筆の一つ『枕草子』。
 平安中期、清少納言が中宮定子のもとに出仕した七年間の経験や、
 その間に感じたことを綴ったものだ。
 当時、初めて散文に取り入れられた風景描写、男女間のエチケットや
 礼儀作法など、清少納言独自の観察力と批判力が冴え渡るエッセイの魅力に迫る。”




テキスト発売と放送がとても楽しみです。




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【京都・風俗博物館〜よみがえる源氏物語の世界〜】 2003年2月撮影 元服後の酒宴

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

「光源氏の元服」に引き続き、
2003年2月に風俗博物館で撮影した様子です。

『源氏物語』<桐壺>より
「元服後の酒宴」が展示されていました。



光源氏の元服後、
清涼殿の下侍(しもさむらい=殿上の間の南にありました)にて
酒宴が開かれました。



光源氏は童束帯である闕腋袍(けってきのほう)から
縫腋袍(ほうえきのほう)に装束をあらためた姿で着席しています。

 光源氏:薄浅黄色地浅黄雲鶴文縫腋袍束帯姿



光源氏の横には左大臣の姿が。

元服後、左大臣が光源氏の後見人となること、
また「添伏(そいぶし)」に左大臣の姫(のちの葵の上)がなることを
ほのめかされます。


※添伏とは、
東宮や皇子の元服の夜、
公卿などの娘が選ばれて添い寝すること。またその女性のこと。
副臥とも書きます。




光源氏は恥ずかしいお年頃なので
返答に困っている様子なのでした。



台盤にには多くのご馳走が供され、親王方や
殿上人たちは「草とん」に着座されています。



 実物大の「草とん」はこちらです。







 元服後の酒宴の準備を進める女房たち








簀子では、高坏(たかつき)を手にした女房が
顔を見られないよう扇をかざして運んでいました。





 命婦から禄を賜う左大臣へ続きます。(後日、upします)





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【京都・風俗博物館〜よみがえる源氏物語の世界〜】 2003年2月撮影 命婦から禄を賜う左大臣

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

「元服後の酒宴」に引き続き、
2003年2月に風俗博物館で撮影した様子です。

『源氏物語』<桐壺>より
「命婦から禄を賜う左大臣」が展示されていました。



光源氏の元服後、
桐壺帝より左大臣へねぎらいの下賜品として
白の大袿が下賜されました。

この大袿は桐壺帝付きの命婦が取り次いで下賜されました。





桐壺帝付きの命婦。
物具装束(もののぐしょうぞく)姿です。

 五衣:菊重
 表着:紅小菱文地白亀甲丸文
 唐衣:青地無紋
 裳 :白三重襷文地紫裾濃

 領巾(ひれ)裙帯(くんたい):白浮線綾文櫨だん染め
 

 

頭は髪上宝冠姿。




 女房の日常へ続きます。(後日、upします)





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【京都・風俗博物館〜よみがえる源氏物語の世界〜】 2003年2月撮影 女房の日常

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

「命婦から禄を賜う左大臣」に引き続き、
2003年2月に風俗博物館で撮影した様子です。

局(つぼね)では
「女房の日常」が展示されていました。


 冬支度をする女房たち。




冬支度のために綿入れを行う女房たち。

女房たちは腰から下に褶(ひらみ=エプロンの代わり)を着けています。



 裁縫をする女房たち。









 子の日の小松引きへ続きます。(後日、upします)






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【京都・風俗博物館〜よみがえる源氏物語の世界〜】 2003年2月撮影 子の日の小松引き

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 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

「女房の日常」に引き続き、
2003年2月に風俗博物館で撮影した様子です。

『源氏物語』<初音>より
「子の日の小松引き」が展示されていました。


 本文より。

 “姫君の御方に渡りたまへれば、
  童、下仕へなど、御前の山の小松引き遊ぶ。”



明石の姫君の遊び相手である女童たちが
「子の日の小松引き」をする場面です。



女童たちは衵(あこめ)姿です。












小松を引くのは松が長寿の木で
その小松を根引きして松の寿を
譲りうけようという意味だそうです。







 実物大展示室へ続きます。(後日、upします)





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【情報】 宇治市源氏物語ミュージアムにて 源氏ろまん2014「源氏物語セミナー」開催!

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 源氏物語に関連する情報です。

京都府宇治市にある
源氏物語ミュージアムにて
源氏ろまん2014の一環で
「源氏物語セミナー」が行われます。

「源氏物語セミナー」での講座演題は
「近世に大衆化した『源氏物語』―本文不要の源氏文化―」

講師は、吉海直人先生(同志社女子大学教授)です。


 【日時】 平成26年10月16日(木) 午後2時〜午後3時30分

 【会場】 宇治市源氏物語ミュージアム 講座室

 【料金】 受講料 500円

 【定員】 100名(申込多数の場合は抽選)

 【申込】 往復ハガキで事前申し込み必要。締切は 9月30日(火)必着。


 ※源氏ろまん2014 源氏物語セミナー
 ⇒ http://www.city.uji.kyoto.jp/0000013362.html

 ※宇治市源氏物語ミュージアム
 ⇒ http://www.uji-genji.jp/
 ⇒ http://www.uji-genji.jp/information/view.php?info_no=347




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