私のささやかな日常。
先月下旬のこと。
世間一般的に
紫式部の家集「紫式部集」の存在が
どのくらい知られているのかしらと思い、
Twitterでこんなアンケートをとってみました。
紫式部の家集「紫式部集」について
“興味はあるが未読”という方が多かったのでした。
「紫式部集」に収められている和歌の数々は
紫式部の生涯を知る上で欠かせないと思います。
私もまだ充分に読みこめていないのですが
紫式部が詠んだ和歌に親しめる本を以下にご紹介いたします。
代表的な紫式部の和歌をゆったり味わいたい!
紫式部 (コレクション日本歌人選)
(著:植田恭代)
“明るく勝ち気で溌刺とした少女時代から、物思いの多くなった晩年までの歌を集めた歌集、『紫式部集』に焦点をあてる。『源氏物語』とは別の角度から紫式部の心に寄りそい、式部の人物・生活・思考を知る好資料であり、その感性のあり方を浮き彫りにする。”
紫式部が詠んだ和歌をすべて知りたい!
新訂版 紫式部と和歌の世界―一冊で読む紫式部家集 訳注付
(編:上原作和・廣田収)
“『紫式部集』は、底本に古本系とされる陽明文庫蔵本、『紫式部日記』は底本に宮内庁書陵部蔵黒川本を用い、後者は絵詞等で校訂しつつ、これに註釈と現代語訳を付す。『紫式部集』の註釈・現代語訳は、近年、定家本系の実践女子大学本によって行わる傾向にあるため、古本系による新読解は稀少な研究成果である。また、紫式部作と伝える和歌も補遺として註釈と現代語訳を施し『源氏物語』作家・紫式部の家集を総覧し、その文業理解の一助とする。”
さらに踏み込んだ「紫式部集」の世界へ。
紫式部集論 (研究叢書)
(著:山本淳子)
”歌集という形をとり、物語と批評の方法を援用した回想録とも言える「紫式部集」。歌群配列・編集技巧の面から、その魅力に迫る。”
⇒ webサイト『花橘亭~なぎの旅行記~』
⇒ webサイト『花橘亭~源氏物語を楽しむ~』
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☆チェック!:Amazon/源氏物語の関連本
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紫式部 (コレクション日本歌人選)
(著:植田恭代)
“明るく勝ち気で溌刺とした少女時代から、物思いの多くなった晩年までの歌を集めた歌集、『紫式部集』に焦点をあてる。『源氏物語』とは別の角度から紫式部の心に寄りそい、式部の人物・生活・思考を知る好資料であり、その感性のあり方を浮き彫りにする。”
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(編:上原作和・廣田収)
“『紫式部集』は、底本に古本系とされる陽明文庫蔵本、『紫式部日記』は底本に宮内庁書陵部蔵黒川本を用い、後者は絵詞等で校訂しつつ、これに註釈と現代語訳を付す。『紫式部集』の註釈・現代語訳は、近年、定家本系の実践女子大学本によって行わる傾向にあるため、古本系による新読解は稀少な研究成果である。また、紫式部作と伝える和歌も補遺として註釈と現代語訳を施し『源氏物語』作家・紫式部の家集を総覧し、その文業理解の一助とする。”
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紫式部集論 (研究叢書)
(著:山本淳子)
”歌集という形をとり、物語と批評の方法を援用した回想録とも言える「紫式部集」。歌群配列・編集技巧の面から、その魅力に迫る。”
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