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【本】 「藤原道長の日常生活」 著:倉本一宏

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 本のご紹介です。

世界記憶遺産への登録が決定された
藤原道長の日記『御堂関白記』。

私はまだ『御堂関白記』を通しで
読んだことがないのですが
道長の人柄や生涯を知りたくて
倉本一宏先生の「藤原道長の日常生活 (講談社現代新書)」を読了。

 ※講談社 本の紹介ページ
 ⇒ http://bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2881969


 「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の
  欠けたる事も 無しと思へば」

 (この世を我が世とぞ思う。
  望月が欠けることもないと思うので。)

この歌を詠んだことで知られる道長ですが
無邪気に喜ぶ面と自分を卑下する面を持っています。

藤原道長の多面性がよくわかり
人間として魅力的に思えました。

また、平安時代の貴族の生活が
意外にもハードスケジュールで
体力を要するものだったこともうかがえます。

この本、
私には少し難しく感じられる部分もありましたが
(私が知識に乏しいからでしょう
おおむね楽しく読めました。


次は、同じく倉本先生による著書
藤原道長の権力と欲望 「御堂関白記」を読む (文春新書 915)」を
読みます〜♪



藤原道長の日常生活 (講談社現代新書)著者 : 倉本一宏講談社発売日 : 2013-03-15ブクログでレビューを見る»




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