源氏物語に関する本のご紹介です。
遅ればせながら
2014年6月に発売された
山本淳子先生による
『平安人の心で「源氏物語」を読む』を読了。
本のオビを見るだけでもときめきます。
※朝日新聞出版
⇒ http://publications.asahi.com/
⇒ http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=16028
“日本文学の最高傑作『源氏物語』。
現代の読者が、少しでも平安社会の意識と記憶を知り、
その空気に身を浸しながら読めば、物語をもっとリアル
に感じることができるのではないか。
本書は、平安人の世界を様々な角度からとらえ、
読者を誘うことを目指した一冊。
全65編のほか、五十四帖のあらすじ、主要人物相関図、
平安の暮らし絵図なども収録。”
本書には、『源氏物語』全54帖のあらすじも収録されていますが
『源氏物語』を全く読んだことがない方よりも
おおまかなあらすじや人物をご存知の方向けのような気がします。
それもそのはず。
朝日新聞出版から2011年から2013年にかけて刊行された
『週刊 絵巻で楽しむ源氏物語五十四帖』に連載された
「御簾の内がたり」を核に作成された本だからです。
私は『週刊 絵巻で楽しむ源氏物語五十四帖』全号を購読して
毎回「御簾の内がたり」を楽しみにしていたので
このたび、一冊の本にまとめられて嬉しく思っています。
(書き下ろし部分も嬉しいですね)
拝読しながら、改めて
なるほど!そういうことか!!
と感じることが多く、とても楽しく読めました。
特に印象に残った文章が
「中宮定子をヒロインモデルにした意味」のこちらです。
“定子の悲劇的な人生が時代に突きつけた問いを正面から受け止め、
虚構世界の中で、全編をもって答えようとした。
それが『源氏物語』だと考えるのだ。”
『源氏物語』ファンにオススメしたい素敵な一冊です。
平安人の心で「源氏物語」を読む (朝日選書)
<コメントをくださる方は掲示板へ。>
web拍手ボタン
☆チェック!:Amazon/源氏物語の関連本
遅ればせながら
2014年6月に発売された
山本淳子先生による
『平安人の心で「源氏物語」を読む』を読了。
本のオビを見るだけでもときめきます。
※朝日新聞出版
⇒ http://publications.asahi.com/
⇒ http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=16028
“日本文学の最高傑作『源氏物語』。
現代の読者が、少しでも平安社会の意識と記憶を知り、
その空気に身を浸しながら読めば、物語をもっとリアル
に感じることができるのではないか。
本書は、平安人の世界を様々な角度からとらえ、
読者を誘うことを目指した一冊。
全65編のほか、五十四帖のあらすじ、主要人物相関図、
平安の暮らし絵図なども収録。”
本書には、『源氏物語』全54帖のあらすじも収録されていますが
『源氏物語』を全く読んだことがない方よりも
おおまかなあらすじや人物をご存知の方向けのような気がします。
それもそのはず。
朝日新聞出版から2011年から2013年にかけて刊行された
『週刊 絵巻で楽しむ源氏物語五十四帖』に連載された
「御簾の内がたり」を核に作成された本だからです。
私は『週刊 絵巻で楽しむ源氏物語五十四帖』全号を購読して
毎回「御簾の内がたり」を楽しみにしていたので
このたび、一冊の本にまとめられて嬉しく思っています。
(書き下ろし部分も嬉しいですね)
拝読しながら、改めて
なるほど!そういうことか!!
と感じることが多く、とても楽しく読めました。
特に印象に残った文章が
「中宮定子をヒロインモデルにした意味」のこちらです。
“定子の悲劇的な人生が時代に突きつけた問いを正面から受け止め、
虚構世界の中で、全編をもって答えようとした。
それが『源氏物語』だと考えるのだ。”
『源氏物語』ファンにオススメしたい素敵な一冊です。
平安人の心で「源氏物語」を読む (朝日選書)
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