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【講演】 藤原道長『御堂関白記』と世界記憶遺産への道程

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 私のささやかな日常。

5月3日(土)のこと。
太宰府の九州国立博物館へ行ってきました。

目的は、
特別展「華麗なる宮廷文化 近衛家の国宝 京都・陽明文庫展」
関連イベントのひとつ、倉本一宏先生による講演会
「藤原道長『御堂関白記』と世界記憶遺産への道程」を拝聴するため。

倉本先生といえば、
一条天皇 (人物叢書)」、「三条天皇―心にもあらでうき世に長らへば (ミネルヴァ日本評伝選)」、
藤原道長の日常生活 (講談社現代新書)」、
藤原道長の権力と欲望 「御堂関白記」を読む (文春新書 915)」、
藤原道長「御堂関白記」を読む (講談社選書メチエ)
といった本の著者でもいらっしゃいます。

今回の九博での特別展が開催されるにあたって
「御堂関白記」の現代語訳もされた倉本先生の講演会が行われたら嬉しいなと
ひそかに思っていましたが実現されたのでした。


講演会でのお話はとても楽しくて勉強になりました。

恐がりで病弱、実力でとったわけではない権力者だった藤原道長。
その人柄や日記「御堂関白記」の現存状況について詳しく拝聴できて嬉しかったです。

レジュメも大事に保存します♪


特別展「華麗なる宮廷文化 近衛家の国宝 京都・陽明文庫展」は
6月8日(日)までの開催です。

展示の感想につきましては、当方のブログのこちらの記事もご覧くださいませ。

 ・【鑑賞】 九州国立博物館 特別展「近衛家の国宝 京都・陽明文庫展」鑑賞<ダイジェスト版>

 ・【鑑賞】 藤原道長 国宝「御堂関白記」 in九州国立博物館「近衛家の国宝」


 
 藤原道長「御堂関白記」 上 全現代語訳 (講談社学術文庫)




 本の発売情報。

吉川弘文館から
人と地域をキーワードに読み解く〈歴史探訪〉シリーズ『人をあるく』が現在発売中です。

倉本一宏先生による『紫式部と平安の都』が2014年9月刊行予定だとか。
こちらもとっても楽しみです。

 ※吉川弘文館
 ⇒ http://www.yoshikawa-k.co.jp/
 ⇒ http://www.yoshikawa-k.co.jp/news/n6904.html



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