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【光る君へ】藤原道長による「望月の歌」、四納言による解釈メモ

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平安時代好きブロガー なぎ です。

大河ドラマ『光る君へ』は(いろいろと思うところはありますが)毎回楽しく視聴しています。

 

『光る君へ』第44回「望月の夜」(2024年11月17日放送)において、藤原道長が詠んだ有名な和歌「この世をば我が世とぞ思ふ望月の 欠けたる事も無しと思へば」が披露されました。

 

スポニチの記事 「光る君へ」ネット反響“新解釈”道長「望月の歌」まひろへの返歌「虚しさ抱きながら」大石静氏語る裏側 [2024年11月24日 20:45 ]によると、「望月の歌」についてこのようににありました。

 

❝孤立していく中、「この夜だけはよい夜だと思いたい」という道長の歌の心は、まひろにだけは伝わっていた。

 「望月の歌」は、第36回「待ち望まれた日」(9月22日)、彰子が待望の皇子・敦成(あつひら)親王を産んだ時、まひろが道長の前で詠んだ「めずらしき 光さしそう 盃は もちながらこそ 千代もめぐらめ」への返歌だったのだ。❞

 

 

『光る君へ』において、「望月の歌」はまひろへ向けた歌であったようです。

 

私は、二次会の宴で道長自身も参列者も酔っていた中、道長の本音(傲慢さ、喜び、達成感)が出た歌だろうと思っていました。

酔いの席とはいえ、やり過ぎ感があると道長も自覚していたからこそ、道長は日記『御堂関白記』には歌の詳細までは書かなかったのではないかと…。(想像です)

 

【↑この画像は、NHKの 大河ドラマ「光る君へ」コラボ企画「かなふみ」で作成】

 

 

『光る君へ』第45回「はばたき」(11月24日放送)では、藤原道長による「望月の歌」について四納言が談義していました。

字幕を見ながらセリフをメモに取ったので書き出しておきます。

 

源 俊賢「この世をば… 栄華を極めた今を謳い上げておられるのでありましょう。何もかも思いのままであると。」


藤原公任「今宵はまことによい夜であるな。…くらいの軽い気持ちではないのか?道長は皆の前でおごった歌を披露するような人となりではない。」


藤原行成「私もそう思います。月は后を表しますゆえ 3人の后は望月のように欠けていない よい夜だ ということだと思いました。」

藤原斉信「そうかな…。」

 

皆で唱和した「望月の歌」ではありますが、解釈がそれぞれ異なるのが印象的でした。

 

 

 

NHK2024年大河ドラマ 光る君へ ART BOOK   東京ニュース通信社 東京ニュース通信社

 

 


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