

牧美也子さんによる漫画
『源氏物語』(小学館コミック文庫) 全6巻を読みました。


10年以上前に刊行されたデアゴスティーニの
『週刊 ビジュアル源氏物語』では
牧美也子さんの漫画『源氏物語』が毎号掲載されていたのでした。
『週刊 ビジュアル源氏物語』で何度か目にしていたため
“牧源氏”の作風や雰囲気はなんとなく知っていたものの
このたび、『源氏物語』(小学館コミック文庫) 全6巻をGET。
遅ればせながら、まとめて読んでみました。

独自の脚色や解釈が多いですが、おもしろかったです。





絵柄の美しさも好み。

『源氏物語』って、こんな表現の仕方もあるんだなと思いました。
ストーリーが進むごとに
ふくよかになり表情が険しくなっていく
弘徽殿大后がかわいそうな気も・・・。
登場する女君たちがそれぞれ魅力的で素敵です。

残念なのは、お話が<藤裏葉>で終わってしまうということ。

牧さんが描く女三の宮を見てみたかったです〜。


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